林先生の知のアラカルト 〜かしこく生きるコツ〜

Vol.2 時間管理のコツ

    言わずと知れた知の巨人、林修先生。現代文の予備校講師として、東大受験生から絶大な支持を得る傍ら、タレントとしても『林修の今でしょ!講座』(テレ朝系)を含む冠番組3本を抱え、その知識をたくさんの人々に届けています。
    なぜ林先生は予備校講師とタレントという二足のわらじを履いて活躍することが可能なのか? 忙しい毎日の中でどのように情報を収集しているのか? どうすれば林先生のように成功を収めることができるのか?
    林先生の頭の中を少しずつのぞき見しながら、“かしこく生きるコツ”を探っていきます!

    優先順位をつけ、
    できないことは諦める

    写真 林修

    時間管理のために重要なのは2点。“優先順位をつける”と“できないことは諦める”です。僕自身、ありがたいことに毎日忙しくさせていただいており、常に時間がない状況。そこで意識しているのがこの2点です。

    どうせやりたいこと全部はできないのだから、何に時間をかけるかを決めることが重要になります。限られた時間の中で何をするか、その優先順位をつけて、できることは時間内に終わらせる。そして、できないことは諦める。寝る時間を削ったりはしません。

    忙しい人ほど、時間をつくるのが上手いと言われますよね。それは取捨選択をするのが上手だということ、常に時間を逆算して行動しているからだと思います。受験生にも「悪しき完璧主義にはなるな。時間を逆算して、優先順位だけは間違えるな」と伝えています。

    過去の責任を未来に負わせるな

    写真 林修

    その2点と関連して、時間管理のコツとしてもう1点重要なのは“壮大な計画は立てない”ということ。よく、ToDoを全部リスト化して壮大な計画を立てる人、いますよね。「明日から一日8時間勉強する!毎日単語50個ずつ覚える!」みたいな。本当に計画通り実行できる人はそれでもいいでしょうが、そんな人はごく少数ですよね。

    つまり、壮大な計画を立てても、ほとんどが達成できないんです。だったら絶対制約としての時間を考えて、取捨選択をする。時間がなくて3つやりたい時に2つしかできなかったら、一番必要なさそうなものを捨てる、といったやり方が正しいと僕は思います。

    そもそも、やるべきことが大量にあるのだとしたら、これまでやってこなかった自分に責任があるのであって、それは未来の自分に過去の責任を負わせる行為に他ならない。そんなの間違いですよね。「とにかく取捨選択だけは間違えるな、限られた時間でできることを考えろ」というのが、受験でも、日々の生活の中でも、成果を出すためには重要だと思います。

    林先生流 時間管理のコツ おさらい

    優先順位をつけ、
    できないことは諦める

    過去の責任を
    未来に負わせるな