20170130_CA.png はじめまして、真央と申します。いきなりで、「誰?」と思うかもしれませんが、一応、現役のCA(キャビンアテンダント)をやらせてもらってます。

CAといえば、子どもが憧れる職業でも上位にランクインしてますね。私も物心ついた時から、「CAになりたい!」と思って、ここまで努力してきました。私と同じように、ずっとCAになる夢を抱き続けている学生も多いと思いますので、ここでは私がどのような経緯でCAになったのか、お話させていただきます。

皆さんの夢にとって、少しでも役立つ情報になれば幸いです。

CAになりたいのはもちろん、どうしてもLCCのCAになりたかった。

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とにかく負けず嫌いな性格でした。何かを始めても簡単に「辞める」ということは決して言わない子だったと母からは聞いています。そうして何かを成し遂げたあとは、また真新しいことを探して挑戦してみる。その繰り返し。現在の私、そのままです。性格って大人になっても変わらないんだなぁ、と思います。

先にも書いたように物心ついた時から、今の職業を目指していました。幼稚園で短冊に「スチュワーデスさんになりたい」と書いていたり、小学校の卒業制作でも同じ夢を宣言していたり。ただただ、一心に憧れていました。

憧れが本格的に目標となったきっかけは、大学4年生の夏にバックパッカーでカンボジアを訪れた時のことです。宿泊先で仲良くなったスタッフのカンボジア人が、私にこんなひと言をかけたのです。

「あなた達は飛行機に乗って色んな国へいける、それがとても羨ましい」

大学生時代4年間を通じて、東南アジアの子ども達に教育支援を行っていたのですが、そこで気付いたのは、貧困に苦しんでいるのは子どもだけでなく大人も同様であること。経済格差を目の当たりにし、悔しい思いをした経験がありました。

そんな矢先、LCCと呼ばれる航空会社が日本でも次々と参入し始めました。

誰もが電車やバスのように気軽に飛行機へ乗れる時代がやってきて、「いつか自分もこの業界で働くことで、誰かの為になりたい」と強く想うようになりました。そう、もっと旅のハードルが経済的に下がるような世界を願っていたのです。

そして現在務めている航空会社は、かねてから志願していた東南アジア最大級のLCC格安航空会社です。当時、カンボジアで出逢った彼と、いつか機内で再会できたら素敵だなと思います。

新卒で夢破れても大丈夫!CAに挑戦する機会は何度でもある。

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私は現在、客室乗務員として勤務していますけど、実は新卒では国内大手のアパレルメーカーへ入社しました。約1年で退職したのですが、それも夢だった客室乗務員になるため。転職活動に励んだ結果、某日系航空会社から内定をいただきました。そして2015年にその航空会社を退職して、キャリアアップとして今の会社に入っています。

そろそろ本題になりますが、どうやってCAになることが出来たか?客室乗務員になる為に常に意識してきたことが2つあります。
1つ目は、"語学力"を高めることです。中学生の頃から英語に苦手意識はなかったものの、テストで高得点を目指したり、授業外でも積極的に英語に触れることを意識していました。また海外留学を必須とする大学へ進み、約1年間をイギリスで過ごしました。学生時代はとにかく英語漬けの毎日だった記憶が強いです。

今、思えば英語以外の第二外国語(特に中国語や韓国語など)もしっかり学んでいれば、今の仕事へ更に活かすことが出来たのかなと思います。まだ学生の皆さんは是非、意識してみてください。

2つ目は、何事も精一杯取り組むこと。ストレートにはいかず遠回りをしてつかんだ夢ですが、航空業界とは全く関係のなかった1社目での自分は本当にがむしゃらでした。新卒で入社したその会社で学んだ社会人としての基礎は決して無駄にはならず、異なる業界を経験したことが後に強みとして活かされる場面が多々ありました。

また、転職活動中には何度も不合格通知をもらい、自分には向いていないんじゃないかと落ち込むことはあったものの、チャンスがあれば諦めずに選考を受け続けました。なかなか職が決まらず、フリーターをしながらエアラインスクールに通っていた時代もありました。今思い返すと、一生懸命だったあの頃があったからこそ今があるのだと自信を持って言える気がします。

華より責任。だからこそ、この仕事が楽しいし続けたいと思える。

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憧れていたCAという職種に無事になることができましたが、その先に待っていた理想と現実のギャップはかなり激しいものがありました。それは、"保安要員"として乗務することへの責任感とプレッシャーです。

入社すると先ず、サービスの訓練と緊急時を想定した専門的な保安訓練が待っています。クリア出来なければ、残念ながら退職を余儀なくされる場合もあります、これは冗談ではないです。

上空でどんな不測の事態が起きたとしても、お客様に安心して飛行機に乗って頂けるよう務めるため、入社後も訓練は定期的に行われます。そう、華のある仕事に見えますが、CAの本質は「お客様を無事に旅先にお届けする仕事」なのです。

また、体力的にも厳しいお仕事です。深夜や早朝便に合わせて身体のリズムを上手くコントロールする必要性もありますし、重いカートを運び、1日に何往復もする乗務便での立ち仕事は、体力が求められる仕事でもあります。

誰一人として欠けてはいけない仕事だからこそ、日頃から自分の体調管理をしっかりと行い健康体でいることが重要視されます。機内では笑顔をたやさず華やかに見える職業ではありますが、その裏では厳しい環境に打ち勝つ強さがあってこそだと思います。

文字にすると、相当きつい仕事に見えますね(笑)。でも、それでもCAになって良かったと思ってますよ。なぜか?飛行機でしか会いに行けない人のもとへ向かう方や、休暇で家族や友人と旅を楽しむ方々、公共交通機関にあえて飛行機を選んで乗って下さる方のために働けるからです。

定時運行、安全運行に感謝をしていただけます。時に小さなお子様から乗務員宛にお手紙をもらうこともあります。

また、この仕事を始めてから、たくさんの人の笑顔や夢に触れる機会が増えました。乗務員の編成も毎日変わり、また老若男女、国籍を問わず沢山のお客様が日々搭乗されるからこそ、全く同じフライトはもう二度と実現されません、唯一無二であり、一期一会なのです。だからこそ1便1便を大切に、どんな便であってもベストなフライトを実現させることは使命です。

最後に。きっとこの記事を読んでくださっている方の中には、客室乗務員を目指していらっしゃる方もいるかと思います。イチロー選手が「一流のプロ野球選手になる!」と、本田圭佑選手が「セリエAで背番号10番を背負う」と小学校の卒業文集で誓ったように、格は違えど、私も幼き頃から抱き続けた夢を大人になってから叶えることが出来ました。
努力と諦めない気持ちは決して自分を裏切らず、そこには結果が伴ってくるはずです。どうか夢を夢のままで終わらせることなく、頑張ってください。どんなに遠回りしたとしても。

それでは、次は空の上でお会いしましょう!皆様のご搭乗を、心よりお待ちしております。

真央

(編集:後藤亮輔)

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