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あなたは社会人特有の「ビジネス横文字」を知っていますか?「その意見、僕はアグリーです」や、「プライオリティ高めでお願いします」と言われて、あなたはすぐに理解できますか?「ビジネス横文字」とは、このような「日本語でお願いします!」と叫びたくなるカタカナ言葉のことを指します。

今の例はまだまだ序の口。今回は、日常で使いがちなビジネス横文字から、「社会人同士でも使う人いないだろ!」とツッコミたくなる超上級までを35個に厳選しました。全部知っていたらあなたは超意識高い系です!

【初級編】大多数の人が「日本語で言えよ」と思ってるビジネス横文字16選

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初級編では、ビジネスの場でよく使われている用語のなかから厳選。特に日常でも使えそうな用語を紹介します。

友達や恋人との会話で使いすぎたら「意識高い系」もしくは「単なる痛い意識高い系」に思われるのでご注意を。どれだけ痛いのか、意識高い学生が使う例を載せておきますので参考にしてみてください。

1、アグリー

「支持する」「同意する」という意味。
※賛同しない場合は、ディスアグリーではなく「アグリーではない」と言います

女「今週末、映画観ようよ」
男「それ、アグリー
女(うざい)

訳:「それには賛成です」

2、アサイン

「割り当てる」「任命する」という意味。

A「この間、熱海行ってきた!ホテル綺麗だった〜。」
B「え、いいね〜!海見えた?」
A「ううん、アサインされた部屋がシティビューだったから......」

訳:「いいえ、割り当てられた客室が街側でした」

3、エビデンス

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(言った、言わないの)「証拠」という意味。

女「あんた前に指輪買ってくれるって言ったでしょ!なに自分のカメラ買ってんのよ!」
男「おい、エビデンスあるのかよ」
女「ほら(LINEの画面を見せる)」
男「(やばい......絶句)」

訳:「証拠はありますか」

4、コミットメント(コミット)

「約束」「決意表明」という意味。
※関係する、関わりあう、など意味が広いので注意!

某CM「結果にコミット

訳:「結果を責任を持って約束します」

5、ジャストアイディア

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「ふと頭に浮かんだ思いつき」という意味。ちょうどいいアイディアというわけではなく、考えにあまり自信がないときなどに使います

A「ジャストアイデアなんだけど、」
B「知ってる? 文法的には"just an idea"が正しいんだよ? 君はいま間違いを侵している」
A「...すみませんでした」

訳:「ふと思いついたのですが

6、ゼロベース

「白紙の状態」のこと。
※物事に行き詰まったとき、一旦思考をゼロにすることで新しい方法を考えるための思考法のことは「ゼロベース思考」といいます

(小洒落たレストランにて)
A「すみません、今のオーダーゼロベースで」

訳:「申し訳ございませんが、今の注文を白紙にしていただけますか」

7、サマリー

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「要約」「概要」という意味。
※「サマる」とも言います

「いつも何が言いたいのかわかんない。サマってよ」

訳:「いつも何を仰りたいのか理解しがたいので簡潔にお願いします」

8、タイト

「きつい」「厳しい」というゆとりがない状態を表す時に使う。
※ビジネスの場では「タイトなスケジュール」「予算がタイト」のように使います

A「かなりタイトなスケジュールになりそう」
B「かなりタイツ?パッツパツなの?」
A「(奇跡的に通じてる!!!神か)」

訳:「とても厳しいスケジュールになりそうです」

9、デフォルト(デフォ)

「基本的」「標準的」「最初から」という意味。

「あー、ギャルが集まるイベントはなるべく俺デフォでお願い」

訳:「私好みの女の子がくるイベントには前提として僕を誘ってください」

10、フィックス

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「固定」「確定」、の意味。

※会議での方針が最終決定したときに「フィックスした」と使います

「週末までにA、Bどっちのデート案でいくのかフィックスさせておいて」

訳:「週末までにA、Bのどちらのデート案にするのか確定させてください」

11、プライオリティ

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「優先度」「優先順位」のこと。

「あー、母さんから来たLINEを返す方がプライオリティ高いから待って」

訳:「貴方との会話よりも、母上からのLINEを返信する方が優先度が高いのでお待ちください」

12、バッファ

「余裕」「ゆとり」という意味。

A「クリスマスプレゼントに欲しいものがあるんだけど」
B「何?」
A「Nintendo Switch、PS VR、Macbook PRO、......」
B「バッファ!!バッファがない!!!」

訳:「余裕!!余裕がない!!!」

13、マター

「担当すべき仕事」という意味。
※「氏名、役職名、部署名+マター」と使います。「小林さんマター=小林さんの担当

A「今年の忘年会って幹事、誰?小林?」
B「そうじゃない?小林マターだと思う」

訳:「そうではないでしょうか。小林さんの担当だと思われます」

14、メリデメ(メリット・デメリット)

利点と欠点」という意味です。「メリット・デメリット」はよく使われていますよね。デキる社会人に見せたいがために略して使う人もいるようです。
※メリット(merit)は日本語で「得、好都合」などの意味で使われますが、英語では「長所、取り柄、手柄」の意味で使われるので覚えておきましょう!

「動画配信サイト利用のメリデメサマっといて

訳:「動画配信サイト利用の利点、欠点要約しといてください」

15、リソース

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「資源」という意味。
※目的を達成するために役立つ、あるいは必要となる要素のことです。たとえば、企業活動では従業員のことや、資金、設備のことを指します

「なあ、吉牛行かない?」
「あーごめん、ちょっとリソースないんだよね」
「(吉牛も行けないなんて......)」

訳:「すみません。今はお金が足りません」

16、リスケ

「スケジュールを立て直す」「日程の再調整をする」こと。

「ごめん、ちょっとデートに行きたくない。リスケで」

訳:「申し訳ございませんが、気分が乗らないのでデートのスケジュールを立て直してくれますか?」

【中級編】社会人が多用する、デキる人っぽいビジネス横文字12選

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中級編では「仕事ができる」人がよく多用している(マグロ部編集部調べ)ビジネス用語を紹介します。全て適切に使いこなすことができるようになってこそ、真の社会人と言える......かもしれません。

1、NR(No Return)

「直帰」という意味。
※ホワイトボードに書いてあったら「出先からそのまま家に帰る」ことを指します。ただし、和製英語なので注意。英語で"no return"は「返品不可」という意味。「故人」を指す場合もあります

2、イシュー

(ビジネス上の)「論点」「課題」「問題」など、とくに重要なものという意味。
※向上余地のある問題という意味で使われます。

イシューを特定しましょう」

訳:「重要な問題を特定しましょう」

3、シナジー

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企業や部署の協働による「相乗効果」のこと。
※「シナジー効果」とは、2つ以上のものが作用しあって、効果や機能を高めることを指して使われます

「事業を統合することで、認知度増加のシナジーを得ることができる」

訳:「事業を統合することで、認知度増加の相乗効果を得ることができる」

4、スキーム

「枠組みを伴った計画」、または「計画を伴う枠組み」という意味。
※ 例えば企業の事業計画は、事業の枠組みを表す計画であることから、事業スキームとも呼ばれます。

「今回のプロジェクトはスキームが整っている」

訳:「今回のプロジェクトは計画が整っている」

5、ドラスティック

「改革的に」「思い切った」「劇的な」という意味。

「今後、ドラスティックに経営方針を変える」

訳:「今後、思い切って経営方針を変えます」

6、ネゴシエーション

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「交渉」の意味。
※社内で予算配分したり上司に待遇改善を願い出たりする時に使われます。

「それネゴっといて」

訳:「交渉しておいて」

7、バジェット

「予算(案)」のこと。
※「バジェット○○」というように使うと、「低予算の」という意味になることが多いです。

バジェットシューズの販売をしています。」

訳:「低予算の靴の販売をしています」

8、ハレーション

「悪影響を及ぼす」こと。
※「ハレーションを起こさない=穏便に済まそう」という意味になります。

「あの部長に話を持ちかけるのはやめとけ。ハレーション起こすぞ」

訳:「あの部長に話を持ちかけるのはやめておきましょう。穏便には済みません」

9、フィジビリティ(フィジビリ)

「実現可能性」という意味。
※フィジビリティスタディ(実現可能かどうかを検討するための調査・研究)を略した言葉です。「フィジビリ」とも使われます

「新規事業のフィジビリを考えましょう」

訳:「新規事業の実現可能性を考えましょう」

10、ローンチ

「立ち上げ」「公開」「開始」のこと。
※新しい商品やサービスを世に送り出す時に使います

「今月末までに新製品のローンチコミットします」

訳:「今月末までに新製品を公表することを約束します」

11、リバイズ

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「修正する」という意味。

「この資料をリバイズしといて」

訳:「この資料を修正しておいてください」

12、レギュレーション

「規約」という意味。
※「ルール」をカッコよく言いたいときに「レギュレーション」を使うといいと思います。

レギュレーションに引っかかった」

訳:「規約に引っかかった」

【超上級編】社会の闇に染まってしまった......?社会人もイタいと思うビジネス横文字7選

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超上級編では、バリバリの社会人でもあまり多用しない、社会人から見てもちょっとイタいビジネス用語(マグロ部編集部調べ)を集めました。社会の闇に染まりきった感を演出したい人はぜひご活用ください。

1、ASAP(As Soon As Possible)

「できるだけ早く」という意味。「なるはや=なるべく早く」と同じような意味ですね。

「ごめんだけど、今やってる案件ハレーション起こしそうだからアサップで」

訳:「申し訳無いのですが、現在取り掛かっている案件を穏便に済ませたいので(貴方の担当の仕事を)できるだけ早く終わらせてください」

2、FYI(For Your Information)

「ご参考までに」という意味。「時間があったら読んでね」と伝えたいときに使います。

(メールにて)
FYI,チャック開いていましたよ」

訳:「ご参考までに。貴方の社会の窓が開いていましたよ」

3、アクセプト

「受け入れる」という意味。

「その案件アクセプトしてもらえるように調整しといて〜」

訳:「その案件が受け入れられるように調整しておいて」

4、コンティンジェンシー

「偶然性」という意味です。
ビジネスでは、事件・事故・災害などの不測の事態が発生することを想定し、その被害や損失を最小限にとどめるために、あらかじめ定めた対応策や行動手順のことで使われます。
コンティンジェンシープラン(コンチプラン)は「緊急時対応計画」と訳されます。「リスク(予測できない危機)と一緒に覚えましょう!

「ねえ、ちょっと。コンチプラン考えた?リスク管理ちゃんとしてね」

訳:「あの、緊急時の対応計画考えてくださいましたか。予測できない危機の管理は真面目にお願いします」

5、サステナビリティ

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「持続可能な」という意味。

「企業がサステナビリティを得るためには『共存』を意識することが不可欠だ」

訳:「企業が持続可能であるためには、『共存』を意識することが不可欠だ」

6、シュリンク

「市場」が縮小するときに使います。

「この市場はシュリンクが進むだろう」

訳:「この市場は縮小するだろう」

7、ノーティス

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「お知らせ」という意味です。
ショートノーティスとなり大変恐縮ですが~」

訳:「急なお知らせとなり大変恐縮ですが〜」

TPOをわきまえて使いましょう!

「ビジネス横文字」。あなたはいくつ知っていましたか? 上手に使えば、便利だし日本語とは違う微妙なニュアンスを伝えられるかもしれません。しかし、あまりに多用すると「イタい」と思われる可能性を含んでいます。

「カタカナ使いこなしてカッコいいとでも思ってるの!?」と毒づかれることのないように気をつけてくださいね。

(執筆:渡辺彩香 編集:富澤友則)

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