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皆さんは、「慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス」をご存知ですか?多くの人は「SFC」という略語の方がピンとくるかもしれません。

慶應義塾と名は付いていますが、SFCに対しては「いまいちSFCって何をしているのか分からない」という声をよく耳にするのが現状。そんな「分からない」にお答えするべく、SFC在学中の私、みなみがその謎めいた実態を解き明かしましょう!
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ジャージ・すっぴん登校でも平気!私たちに「慶應ブランド」を期待しないで!

実際にSFCで学ぶ私の感覚ですが、慶應の他のキャンパスからどこか見下されているように感じることがあります。「SFCって慶應なの?」「あんな田舎嫌だ」「SFC?スーパーファミコンじゃん(笑)」と言われたい放題・・・。個人的には悲しく思う一方で、そう言われてしまう理由もよく分かっています。

1.立地

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慶應義塾大学の本キャンパスがあるのは東京都港区三田。まさに都心、中心地です。駅からは東京タワーを横目に通学し、ランチをするにも学生らしい飲食店からおしゃれなレストランなど、大学周辺にたくさんあります。多くの人が「慶應ボーイ」「慶應ガール」という言葉から想像する華やかな大学生活そのものです。

対してSFCの立地はと言うと、新宿から小田急線片瀬江ノ島方面の快速急行に乗り50分、片瀬江ノ島駅にほど近い湘南台という駅が最寄駅。"最寄り"駅からバスに乗り、緑豊かな田園風景を眺めること約15分、「THE ど田舎」という言葉が似合う場所に現れるのがSFCです。都内の大学生が小旅行で訪れる江ノ島はもはや「庭」という認識です。

でもでもでも!!SFCでは、このだだっ広い敷地を活かして、最先端の技術を駆使した研究がたくさん行われているんです!後ほどじっくりご紹介します。

2.ジャージ、すっぴん登校

SFCにはジャージで登校したり、すっぴんにマスクをして登校している人が多く見られます。「田舎におしゃれをしていく必要がないため」、「どうせ大学に行くだけだし、化粧する必要もない」という声がその理由。確かに、授業終わりに新宿や渋谷、原宿に「繰り出す」ことは少なく、こうした感覚も分からなくありません。

逆に、一部のSFC生からは「本キャンだと毎日気が抜けないし、大変そう」と三田キャンパスに通う学生を憐れむ声も。

・・・強がりだなんて言わないで!

3.「慶應」のプライドはゼロ

慶應といえば、「お金持ち」で「キラキラ」してて、「華がある」イメージではないでしょうか。しかし、SFCではそんな慶應のイメージはほぼ皆無と言っていいでしょう。もちろんお金持ちの人もいますが、アルバイトをしている人も多く見受けられます。慶應のイメージである「華やかさ」を意識することなく、みんな自由で人目を気にせず、ラフに過ごせることがSFCの特徴と言えます。

研究はもちろん、趣味にも!最新技術を自由に利用できるSFC

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SFC環境情報学部総合政策学部の2つの学部があります。一見、環境や情報学、政治に特化している学部に見えますが、実際はそれだけではありません。多くの分野を学ぶことができる独立した大学のような場所です。

1.自由かつ最先端な研究ができる

SFCは「何でもできる学部」と言われています。一言で何でもできる学部と言っても、何をしているか分かりませんよね。分かりやすいところで、経済学、生物学、法学、建築学、情報学、工学、心理学。珍しいものであれば作曲学や被服までも学ぶことができます。

そんなSFCに通う学生はまさに十人十色。自らが志す研究に突き進みながら、必要な知識や視点を得るためにいろんな分野の授業を取ります。そうして最先端の「ものづくり」をするのです。SFCでは誰一人同じ研究をしている人はいないでしょう。

2.ノート要らず、授業はほとんどパソコンで受ける

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▲SFCでは校内中に無線LANが通っており、どこでもパソコンを使うことができます。全員パソコンを持ち歩き、いたる所でキーボードを叩く姿が見受けられます。

授業でもノートやペンを使う人は少数派で、ほとんどパソコンでメモをとります。教壇から見渡すと、ノートパソコンが一面に広がっているのだとか。授業ではWebで資料が配付され、課題もWebでの提出がほとんど。まさに最先端です。

しかし、他の生徒のパソコンの画面を覗くと、YouTubeやAmazonなどネットサーフィンをして楽しんでいる人も...。

3.最新の機材を自由に使ってものづくりを楽しむ

ファブスペース」という場所があり、そこには普段お目にかかれないような最新の3Dプリンターや3Dスキャナ、カッティングマシン、レーザーカッターが置いてあります。研究や自分の趣味に利用する人も多く、アイディアを形にするものづくりが行われています。簡単な説明を受けるだけで、最先端の技術に触れられるのはSFCならではでしょう。

まるで大手企業の研究所!学生の研究に最適な環境が揃う

SFCは進んで研究をするのには最適なキャンパスです。現役で活躍する教授の話を聞けたり、いろんな分野を極めた生徒とディベートできたり。欲しい知識は自分次第でいくらでも手に入ります。

深く学びたいものがある学生は、各々で専門に特化した研究会に入っています。そこでは、授業では教えてくれない専門的な知識を学び、専門に学んでいる生徒同士でプロジェクトを立ち上げることもできます。

さらに、研究会で行っている個人研究やプロジェクトを世間に発表する場が設けられています。それが「Open Research Forum」、通称ORFです。年に1回、東京ミッドタウンで開催されます。研究プロジェクトや将来の計画を、展示、セッション、ワークショップなどを通して、産業界、国、地方公共団体、学会等にアピールするのです。

まるで学会発表のようで、多くの研究会の研究結果を一度に知ることができます。SFCでどんな研究ができるのか知りたければ、足を運んでみることをオススメします。

池に飛び込むのはご法度。SFC生のキャンパスライフ

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続いて、一風変わったSFC生のライフスタイルを見てみましょう!

実はSFCにはお昼休みがありません。お昼でも授業と授業の間は15分程度。「え、お昼食べられないじゃん」と思いますよね。なんとSFCでは、ほとんどの授業で授業中にご飯を食べることが許可されています。禁止する教授もいますが、お昼時の多くの授業では、生徒がご飯を食べだします。ですが、ハンバーガーやポテトなど匂いのきついものを食べる人がいると、匂いが蔓延し大変なことに...。周りの配慮を忘れずに選んで欲しいものです。

空きコマの時は、天気が良ければ多くの生徒が「鴨池」の芝生でお昼寝をしています。校内に鴨池と呼ばれる大きな池があり、その周りの芝生で寝転んでお昼寝をしたり、課題をしたり、会議やお菓子パーティーをしている人がいます。私たちは「鴨池に行く」=「鴨る」と言い「次、授業ないから鴨ろうよ」と使います。

また、鴨池には都市伝説があり、池に入ると入学した経歴を抹消される「放塾」という刑が下されるのだとか。面白半分で鴨池に入らない方がいいことを強調しておきます。

SFC志望者必見!「未来構想キャンプ」でSFCを覗き見

SFCでは高校生を対象に「未来構想キャンプ」というものを行っています。SFCが掲げる「最先端の技術を駆使して、問題解決する」ことの重要性を、高校生にいち早く考えてもらう場です。例えば「ドローン前提社会における新しいドローン活用」について考えたり、「パターン・ランゲージ作成ワークショップ」を実際に体験できます。それぞれが持つ多様な知識や知恵をぶつけ合い、未来につながる実行力を体験的に考えさせるのです。SFC生が日常的に行っていることを体験し、SFCの教育理念を肌で感じられるはずなので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

やりたいことがきっと見つかる、ラフで自由なSFCで未来を創ろう

将来やりたいことが分からない、または迷っている人にこそSFCはオススメです。4年間でいろんな分野を知り、分野に特化した教授に出会うことができます。作曲学に興味を持ってSFCに入学したのに、様々な授業や教授と話した結果、社会学に専攻を変えるなんて人もざらにいます。もちろん、すでに自分がやりたいことがあるのなら、専門的に突き進んで研究するのもいいでしょう。

幅広い分野に触れ、吸収することで、いろんなビジョンが見えてきます。それがSFC。同じ志を持つ仲間と、自分の可能性を広げてみませんか。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の通信表(100点満点)

最後に、マグロ部編集部メンバーが独断で採点した、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の通信簿を発表します。

ネームバリュー:80点
美女・イケメン度:70点
サークル活動:80点
キャンパスの広さ:95点
就職:85点

ぜひ、大学選びの参考にしてみてくださいね!

(執筆:宮田みなみ 編集:富澤友則)

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