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アルバイトやインターンとして働いているとき、上司や先輩から叱られてしまうことはありませんか? 叱られると落ち込んでしまっていつもより集中できなかったり、何日も引きずってしまったり、いやな気分になるものです。

しかし、世の中には叱られ上手な人がいます。叱らても引きずらず、叱られたことを前向きに捉え、次に活かすことができる人です。

そんな叱られ上手な人は叱られたとき、どのように対応し、何を考えているのか。今回は、叱られたことを成長に繋げることができる「叱られ上手」になるための6つの心得を紹介しましょう。

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目次

怒る」についてはじめに知っておくべきこと
1.「叱る」と「怒る」の違い。それは相手を思っているかどうか
2.叱ってくれるのは、あなたとより良い関係を築きたいから
3.応援するつもりでも、つい「怒って」しまう人もいる
叱られて謝るのは当たり前!叱られ上手は一歩先の行動を取っている!
4.叱られている内容をきちんと聞く!
5.素直に気持ちを込めて謝る!
6.何をどう改善するのか、具体的に伝えよう

「叱る」と「怒る」についてはじめに知っておくべきこと

叱られ上手になるためには、叱るという行為の裏にある考え方を理解することが大切です。なぜ叱っているのか? 叱ることでどうしたいのか? そうした相手の気持ちを理解することができれば、叱られるという状況の捉え方が変わってきます。

まずは「叱る」と「怒る」についてはじめに知っておくべき3つの心得を紹介します。

1.「叱る」と「怒る」の違い。それは相手を思っているかどうか

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叱られているときに忘れてはならないのは、叱っている人はあなたを傷つけようとしているわけでは決してないということです。

そもそも「怒る」と「叱る」の違いについてご存知でしょうか。広辞苑には以下のように書かれています。

・怒る...①いかる。腹を立てる。「➖・ってなぐりかかる」②叱る
・叱る...(目下のものに対して)声を荒だてて欠点をとがめる。とがめ戒める。

「怒る」の説明で「叱る」とも説明されているので、似た意味だと思われがちですが、1点大きな差があることにお気づきでしょうか。「怒る」は自分は腹が立ったことを相手にわかって欲しいときの自分本位の動作で、「叱る」は相手を考えた上で、相手をより良くしようと敢えて声を荒だててとがめる動作なのです。

叱られてへこんでしまう人は、自分が叱られているという状況しか捉えられていない可能性があります。もしくは、怒られているのか、叱られているのか、区別がついていないのかもしれません。感情をあらわに声を荒立てている人は、多くの場合、あなたの人間性について怒っているのではなく、あなたの行った「何か」について指摘しているのです。1つ目の心得として、叱られている場合は攻撃されているわけではないことを理解してください。

2.叱ってくれるのは、あなたとより良い関係を築きたいから

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2つ目の心得は、なぜ相手は叱るか考えること。

叱るという行為は、叱る側にとっても叱られる側にとっても、大きな労力が必要です。普段より大きな声を出すので身体的にも疲れますし、叱っている現場とその後の気まずい雰囲気は精神的にも疲れます。

もし、叱っている人があなたと関わりたくないのであれば、そこまで大きな労力を使ってまで叱る必要がありません。また、あなたに向上心がなく、指摘しても改善の余地がない場合や、そもそも叱られた本人に変わる気持ちがないなら、叱る労力が無駄になります。

つまり、叱ってくれるということは、叱ることであなたの働き方やミスの改善を促し、より良い関係を築きたいと考えているからなのです。

3.応援するつもりでも、つい「怒って」いるように思われてしまう人もいる

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そして3つ目は、相手の言葉の真意を考えることです。目上の人であっても完璧な人間はいません。コミュニケーションが苦手な人や、普段から言葉使いがあまりよくない人もいます。

「しっかりしろよ!(頑張れ!)」
「遅えよ!(もっと速くできるでしょ!)」

といったように、本人は応援したいと内心思っていても、ついつい怒っているような言葉を選んでしまうのです。

相手の言葉の本意を知るためには、相手のことを知らなければいけません。そのために、普段から周りの人とよくコミュニケーションをとりましょう。そうすることでその人が発する言葉の本当の意味を捉えることができるようになるはずです。

叱られて謝るのは当たり前! 叱られ上手はもう一歩先の行動をとる!

ここまでは、叱られ上手になるための心得として、まずは叱る人の心理を考えることが大切だというお話をしてきました。次は、実際に叱られたときにどのように考え、行動すべきか、叱られる側であるあなた自身の心得について考えていきましょう。

叱られたときは、ただひたすら謝ればいいというわけではありません。ポイントは、謝るよりも一歩先の行動をとることです!

4.叱られている「内容」をきちんと聞く!

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叱られるということは、自分の失敗や間違いを指摘され、それを改善するよう求められています。叱られ上手は、この指摘されていることをポジティブに捉えることができています。

叱られてもへこまない人の中には、話をきちんと聞かないことで平気な顔をしている人もいます。しかし、これでは自分のためになりませんし、また同じ失敗を繰り返して叱られることにもなりかねません。

最初に述べたように、叱る人はあなたの行った「何か」について指摘しているので、その内容について理解する必要があります。そのためには相手の話をきちんと聞くことがなにより大切です。これが、4つ目の心得です。

5.気持ちを込めて素直に謝る!

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当たり前のことですが、叱られたらまずは素直に謝りましょう。自分に反省の意思があることを態度で示すことが5つ目の心得です。

ただし、いい加減な気持ちで謝れば、相手はその気持ちに気がつくでしょう。真面目に話を聞いて、自分の間違いや失敗を素直に謝罪すれば、叱っている相手もそれ以上叱ることもないはずです。

納得がいかないと、ついつい反論したくなってしまいますが、そこはグッとこらえて謝りましょう。感情的に怒られているときに反論すると、火に油を注ぐようなもの。そうなると現場は収拾がつかなくなります。言いたいことがある場合は、まずは謝罪して、相手が落ち着いて冷静になってから話しましょう。

6.何をどう改善するのか、具体的に伝えよう

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相手に謝罪の気持ちを示し、お互いに冷静になったら、次は改善案を伝えましょう。失敗してしまったら、指摘された問題や原因を考え、同じ失敗を繰り返さないために何を行うのかを具体的に考えることが大切です。

例えば、資料の作成が期限に間に合わずに怒られてしまった場合の一例を紹介します。

「資料が間に合わなかった件、大変申し訳ありませんでした。原因はタスク管理がおざなりになってしまい、優先順位を設定できていなかったからだと思います。これからはタスクを毎日確認しながら、その日の優先順位を設定して再発防止を心がけます」

原因や改善案がわからなければ、その場でわからないことを素直に相談しましょう。叱られているときに「わかりません」と言うのは勇気が必要かもしれませんが、また同じ失敗を繰り返して叱られるより、その場ですべての問題を解決してしまうことのほうが大切です。

改善しようと努力する態度を示すこと。これが叱られ上手になるための6つ目の心得です。

叱られたことを自分の力にできる、叱られ上手になろう!

学生のみなさんは、アルバイトやこれから就職する会社など、いろいろな環境で活躍していくと思います。しかし、時として失敗してしまい、目上の人に叱られてしまうこともあるでしょう。

叱られることは決して悪いことばかりではありません。捉え方次第で、自分の成長に繋げることもできるはず。そんな叱られたことを自分の力にできる、叱られ上手を目指しましょう。

今回紹介した記事が「叱られることが苦手な自分を変えたい!」と思っている人にとって、少しずつ変わっていけるきっかけになれば幸いです。

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