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世代とその当時の社会情勢によって多様に変わってくる大学生の価値観。今の若者が20年前に流行っていたものを見て、「なにそれ、ダサい......」と思うことはよくあることですよね。逆に昭和レトロのものが、今注目されたり。

時代が変わるごとに、生活スタイルや習慣は変化し、その時代背景とともに大学生の考え方や行動も大きく変わってきています。そんな「大学生あるある」の歴史を年代別に見てみましょう。

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【40代】VIVA バブル!遊びに全力なキラキラ大学生活

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現在の40代の方々が大学生になった1980年代後半から90年代前半は、ちょうどバブル経済の興隆と衰亡の時代。バブル経済をおおいに謳歌した世代と、バブル崩壊後のバブルの余韻に触れた世代とに分かれます。

遊んで、恋人見つけて、スキーに行く

バブルの影響を色濃く受けた大学生は、もちろん本業である勉強に専念する人もいますが、どちらかというと"遊び"を謳歌する学生が多かったようです。"草食男子"などという言葉はなく、男子も女子も"肉食系"が街にあふれていた時代。

「大学生時代、一番何に時間を費やしましたか?」という問いに対し、「勉強」と答えた人は、全体のたったの12%。一方で「遊び」は20%、「恋人探し」と答えた人は半数近い25%!この数字からも男女ともに遊びにも恋愛にも必死だったことが伺えますね。

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また、この時代はスキーブームの全盛期。映画『私をスキーに連れてって』(1987年)や、広瀬香美さんの『ロマンスの神様』(1993年)『ゲレンデがとけるほど恋したい』(1995年)など、今なお冬になると流れるウィンターソングが大流行。マイカーを持つ大学生もめずらしくなく、恋人とクルマでスキー場に行くことは一種のステータスでした。

バブルの恩恵で勉強しなくても就職できた世代?

最近は大学時代の成績を就職の採用で重視する企業が増えてきていることから、学生の本業でもある勉強に精を出す人が増えてきています。

一方で、バブル時代の学生は就職に困ることがなかったといわれています。

"採用活動の解禁前に続々と内定が出ているという記事。有名大学の学生にかたっぱしから電話をかける企業、うな重など食事付きで勧誘された学生、といった超売り手市場の様子が紹介されている。記事に「内定率」という言葉は出てこない。なぜなら、「内定が取れない」という事態がないから。"
(引用:「withnews」より http://withne.ws/2kb4fuD

終身雇用が当たり前。勉強をせずに遊んでいても、将来は安泰だと考えられていたから、学生時代は思う存分遊べたのかもしれませんね。

40代〜50代は「ポケベル恋愛世代」!?参考記事はこちら!
「14106」←これ読める?40〜50代の男性に聞いた、お父さん世代の学生時代の恋愛事情

【30代】「勉強しても仕方ない......」就職氷河期でも勉強せずにバイト三昧な日々

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バブルもはじけて、時代は「失われた20年」に突入。バブル景気が後退し始めた1991年頃から、就活生にとっては徐々に 暗黒時代に。90年代後半には、アジア通貨危機や大手銀行の倒産など、日本経済は冷え切っていきます。

「勉強しても、就職氷河期だし...」

2000年代初頭に大学を卒業した現在30代後半の方々は、"就職氷河期"を経験しています。50社にエントリーをしても、1社からしか面接に呼ばれない学生が多く存在した時代。そんな30代の方々はさぞかし勉強に励んだのではと思いきや、大学時代に時間を費やしたことに「勉強」と答えた人は全体のたったの14%程度。バブル時代の40世代と同じ結果になりました。

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「いくら大学中に勉強を頑張っても、就職氷河期だからいい就職には結びつかない......」と考えたのでしょうか。20代の回答に多かった、「9割授業に出席していた」と答える真面目なタイプは、30代はなんとゼロ人でした。

そんな「遊び」にも「勉強」にも時間をかけなかった30代が、多くの時間を割いたのがアルバイト。勉強や遊びよりもアルバイトに力を入れた人は26%にも及び、20代、40代と比べても特に多い数字となりました。

【20代】勉強にも遊びにも全力!かっこいいことをする自分にこだわる世代

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生まれた頃にはバブル崩壊。日本経済の低迷。そうした時代に生まれた今の20代は、IT業界の急速な発達とともに成長していった"デジタル・ネイティブ"世代

かっこいい自分のためには、勉強も重要?!

1990年代生まれこの世代は、"ゆとり世代"とも言われながら、実は起業・学生団体・世界一周・インターンシップなど、「頑張っている自分」を演出する傾向が強いようです。「意識高い系」という言葉も2000年台後半に生まれ、本やテレビドラマでも取り上げられるようになりました。またSNSを巧みに使いこなす人も多いのが特徴です。

アンケート結果を見て興味深かったのは、勉強に真剣に取り組んでいる学生が多かったこと。現在の20代で学業に一番時間を費やしたと答えた人の割合は23%。バブル世代の40代の人々に比べて、およそ倍の人たちが勉強に勤しんでいたという結果になりました。

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勉強も趣味も頑張るのが当たり前な20代の若者たち

また自分自身を大学時代は「ずっと勉強している大学生だった」と半数以上の人が答えています。さらに「あなたの大学生の知人・友人に『どんな人』が一番多かったですか」という問いに対し、「三度の飯より勉強が好き、熱心な『ガリ勉タイプ』」と答えた人がおよそ4割もいました。

ゆとり世代といわれていますが、実は学生時代から将来のことを真剣に考える人が、この20代の世代には多かったのかもしれません。

日本の社会の動きと大学生のあるあるは関連していた!

同じ大学生でも、社会や景気によって大学時代の過ごし方は変わってくるもの。「ゆとり世代」をネガティブなイメージでとらえる人も多いのですが、実はゆとりとして育ったといわれている現在の20代は勉強にも趣味にも妥協せずに取り組む人が多いという結論は、意外な印象ですね。

あなたは、大学時代はどんな風に過ごしていましたか?その頃の友人たちと昔話をしてみるのも面白いかもしれません。

「学生時代の考え方に関するアンケート」
■期間:2017/01/31〜2017/02/07
■有効回答者数:224名
20歳~29歳 男性28名、女性27名
30歳~39歳 男性27名、女性26名
40歳~49歳 男性29名、女性29名
50歳~59歳 男性29名、女性29名
■調査方法:Fastask

イラスト:ふわふわ

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思春期はマグロ食っとけ!

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