坂本内定塾

就職活動
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Q.私は心配症、かつ、あがり症で、面接に自信が持てず、内定が取れる気がしません

坂本塾長の「気合い回答」

マイナス言葉を4連発もしていますが、その癖を直せば、受かるようになります!

何気なく発している言葉に注意して下さい。

私は『心配性』、かつ、『あがり症』で、『面接に自信が持てず』、『内定が取れる気がしません
こんなにも『弱気なマイナス言葉』を繰り返してしまうと、負の自己暗示効果が生じます
これは大変なマイナス影響を自分の心身に与えます。

マイナス言葉(マイナス暗示)に気をつけよう!

・「面接に自信が湧かないなぁ」
・「面接は苦手だなぁ」
・「面接は嫌だなぁ」
・「足がすくんでしまうよ」
・「失敗するかもなぁ」
・「勇気が湧かないよ」
このようなマイナス言葉(弱気言葉)を面接前に何気なくつぶやいてしまったことがある人は、ぜひとも今回のコラムを熟読してください。(中には、マイナス言葉を言うことがクセになってしまっている人もいるかもしれません)。

マイナス言葉は、マイナス状態を作り出す

言葉には自己暗示効果があります。マイナス言葉には、マイナス暗示効果があり、実際にマイナスの状態を作り出すことがあるのです。

マイナス言葉は、自律神経にマイナスの影響を与え、「ストレスホルモン」が過剰に分泌されます。その結果、身体、および精神のバランスが崩れます。つまり、体は緊張してぎこちなくなり、手が震えたり、声がうわずったり、頭は真っ白になり、質問に対する受け答えがスムーズにできなくなったりします。マイナス言葉とは自律神経を介して、心身に大変なマイナス影響を与えるものです。

すっぱい梅干を想像してください

マイナス言葉を使っただけで、身体や精神にマイナスの作用が表れる…そんなことありえない。このように思った人は今からある実験をしてみましょう。
では、『すっぱい梅干を食べることを想像してみてください。お皿の上に梅干がのっています。それを今から、一つ、二つ、三つと食べていきます』。

さて、口の中には唾液が分泌してきていませんか!すっぱい梅干…という言葉を使っただけで、心身にそれに応じた作用が表れる。マイナス言葉も同じです。マイナス言葉という言葉を使っただけで、心身にそれに応じた作用が表れるのです。

プラス言葉(プラス暗示)は、プラス状態を作り出す

これからはプラス言葉を使うことを習慣化していきましょう。
・「面接には自信があるぞ」
・「面接は得意だ」
・「面接は楽しみだなぁ」
・「体に力がみなぎっている」
・「絶対に成功する」
・「絶対に大丈夫」
このようなプラス言葉は、自律神経にプラスの影響を与え、ベータエンドルフィン等のホルモンが分泌されます。その結果、身体、および精神のバランスが整えられます。プラス言葉とは自律神経を介して、身体と精神に大きなプラス影響を与えるものです。

苦しい時ほどプラス言葉 (歴史上の偉人もプラス言葉を使っていた) 

たとえ面接で落ちたとしても、自己卑下のマイナス言葉ばかり使っていると、ますます落ち込みが激しくなってしまいます。マイナス状態の時ほど、プラス言葉を積極的に使うべきです。歴史の偉人や著名な経営者、スポーツ選手の伝記を読むと、苦難の時ほど、プラス思考で力強いプラス言葉を自分に言い聞かせています。
・「夢見ることができれば、実現できる」(ウォルト・ディズニー)
・「険しい道こそが、偉大なる高さに結びつく」(セネカ)
・「何度やりそこなっても、もういっぺんの勇気を失わなければ必ずものになる」(松下幸之助)
・「私は自分を信じている」(モハメド・アリ)
・「世に生を得るは事を為すにあり」(坂本龍馬)

コラム「ひと」がオススメです!

面接のみならず、人生を生きる上でも、成功者の考え方や習慣は、とても参考になります。そこで、ぜひともお勧めしたいコラムがあります。それは、朝日新聞の朝刊に掲載されている『ひと』というコラムです。各分野で努力している人の“力強い言葉”に触れると、「今日も一日頑張ろう!」という気持ちが沸々と湧き上がってきますよ。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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