坂本内定塾

就職活動
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Q.Uターン就職をしたいですが、大学の勉強があり、頻繁に帰省できません。地元学生に不利にならないためには何をすればよいですか?

坂本塾長の「気合い回答」

帰省しなくてもできる!今すぐできる!Uターン就活を成功させる3つのヘッドワーク技

Uターン就職希望の学生の多くは、帰省した時にしか就職活動ができないと勘違いしています。なので、地元で就職活動に専念できる地元学生と比べて不利であり、勝つのは難しいと不安になるようです。

今回と前回のコラムを読んでください。帰省しなくてもできることは数多くあり、勇気100倍になること間違いないです。今回は、Uターン就職で、地元学生に負けないための方法(ヘッドワーク技)を詳しく説明します。前回の地元企業を見つけるための方法(フットワーク技)と併せてお読みください。
たとえ1つ2つでも構いませんので、実行してみてください。大きな成果が得られます。

※地元就職を希望する地元学生にも大変役立つ内容です。ぜひ参考にしてください。

■1.自治体のWEBサイトで、「経済産業振興計画」をチェック!
一般の就活生と圧倒的な差をつけることができる知識は、地元・自治体の「経済産業振興計画」の知識です。ほとんどの就活生は“木を見て森を見ず”という状態です。つまり、志望企業のことしか見ておらず、その企業を取り巻く「地域全体の経済産業の現状、方向性」をきっちり研究しようとは思いもよりません。 残念なことに、知事や市長の名前を知らない、建設予定の鉄道名や高速道路名を知らない、ターミナル駅の開発計画も知らない…という状態で面接試験を受けているのが現実です。これでは地元に帰って働きたいという熱意も郷土愛も感じられず、面接官にガッカリされてしまいます。

一方、地元・自治体の「経済産業振興計画」をきちんと理解している就活生には、熱意と郷土愛のみならず、その高い見識と勉強意欲にリーダー的な素質も感じてもらえます。将来、幹部になりそうな人材として、面接官から特A評価をされます。

●都道府県庁のウェブサイトと市役所(役場)のウェブサイトの両方を閲覧
経済産業振興計画は、都道府県庁のサイトに掲載されている大局的なものと、市役所(役場)のウェブサイトに掲載されている具体的なものと、2種類を閲覧することが大切です。

とりわけ重要性が高いのは、「○○県・産業振興5か年計画」や「○○市・経済発展ビジョン」など、今後の方向性が具体的に打ち出されている計画・ビジョンです。印刷して熟読しておきましょう。

●北海道・札幌の金融機関にUターン就職した内定者の例
北海道庁と札幌市のウェブサイトを閲覧して、経済産業振興計画に関するページを探しました。
北海道庁ウェブサイトでは、新・北海道総合計画「ほっかいどう未来創造プラン-」を印刷して熟読。札幌市ウェブサイトでは、「札幌市産業振興ビジョン」を印刷して熟読。これら以外にも、志望する金融機関の業務に影響がありそうな経済産業振興計画をいくつか印刷して熟読しました。そして、すべて一冊のファイルにまとめて、会社訪問やOB訪問、会社説明会に持参して、会話のネタにしたそうです。『そこまで勉強していて熱心だね』と感動されたとのこと。

■2.帝国データバンク「会社年鑑」で、志望企業の経営内容をチェック!
地元の志望企業を一通りリストアップしたら、帝国データバンクから出版されている「会社年鑑」で経営内容を調べてみましょう。この書籍のメリットは、優良企業が約14万社掲載されていて、地元企業の経営内容を調べる際に大変役立つことです。就活生が志望するような地元優良企業の大半は、この書籍に掲載されています。大学の図書館、公立の大きな図書館、および多くのキャリアセンターにありますので、志望企業の経営内容の客観的な分析、各志望企業の比較研究などに大いに活用してください。

●経営内容の分析に役立つチェック項目
会社年鑑では、以下の項目で各社の経営情報が整理されています。
・業種別のランキング(全国・県内での順位がわかる)
・業績の推移(ここ3年間の売上と利益の増減がわかる)
・事業所(配属の可能性がある地域がわかる)

・設立年(今年で何年目かわかる)
・株主(系列や資本関係のある企業についてわかる)
・仕入れ先、販売先(どんな企業と取引しているかわかる)
・事業内容(企業名からは想像がつかない事業を行っていることがわかる場合がある)
・従業員数(事業規模が推測できる)
・資本金(事業規模が推測できる)
・役員の氏名(同族経営かどうかの推測もできる)

●地元・広告会社の内定者の例
地元の食品メーカーに就職を希望していて、15社ほどリストアップしましたが、各社のWEBサイトには、経営内容は詳しく掲載されていなかったので、キャリアセンターにあった帝国データバンク「会社年鑑」で調べたそうです。業績の推移(3期)、業種別ランキング、事業内容、販売先、株主のデータが特に有益で、知名度が低くても業績が非常に良い企業、知名度が高くても業績が年々悪化している企業、意外な新規事業を行っている企業がわかるなど、志望順位の決定に役立ったとのこと。ちなみに、この書籍の活用法を知っていたのは、就活仲間には一人もいなくて、教えてあげたら大変喜ばれたそうです。

■3.朝日新聞デジタルで、地元社会経済の記事をチェック!
上記1、2に加えてお勧めしたいのは、地元の新聞記事を毎日読んで、最新情報を入手することです。
地元の政治、社会、文化、経済、企業の最新情報を知っていれば、地元で生活している大学生に不利になることはありません。

●地元にいなくても、地元の新聞記事を毎日読む方法
朝日新聞デジタルを購読すると、地元にいなくても地元の新聞記事を毎日読むことができます。(各都道府県の地元記事を読むことができる)。パソコン、タブレット、スマートフォンの全てで使うことができ、「家ではパソコンで読む」「移動中は、タブレットやスマートフォンで読む」といった使い分けもできます。重要な記事はスクラップでき、見逃した記事の(過去記事の)検索もできます。

●福岡の広告会社にUターン就職した内定者の例
東京の大学に通うCさんは、福岡で就職したかったので、朝日新聞デジタルを購読して「福岡」の面を選択しました。福岡の新聞記事を毎日、読むことができて、東京にいながら、福岡の情勢に大変詳しくなり、面接試験において、①あなたはなぜ地元に帰って働きたいのか、②当社は地元にどう貢献するべきか、③最近気になるニュースは、④当社は今後、どんな新規ビジネスを始めるとよいか、と質問された際、地元の情勢と絡めながら説得力ある返答ができたそうです。

■補足:朝日新聞デジタルで、地元の記事を閲覧する方法
朝日新聞デジタルを購読している就活生、もしくは、今後購読する就活生のために、パソコンやタブレット、スマートフォンでの閲覧の仕方を説明します。

●地元の記事をパソコンで閲覧する場合

  1. 画面右上付近にある「サービス一覧+」をクリック
  2. 「地域」をクリック
  3. マイタウンの「都道府県名」をクリック
  4. クリックした都道府県の記事を読むことができる

●パソコンで、全国の地域面イメージ閲覧する場合

  1. 画面右上にある「朝刊」をクリック
  2. 上段に現れる朝刊の項目から地域発を選択
  3. 地域面紙面をクリック
  4. 地域面紙面の中から都道府県を選択

●地元の記事をタブレットやスマートフォンで閲覧する場合

  1. 24時刊の画面の右下の「紙面をめくる絵のアイコン (ナビと書かれたアイコン)」をタップ
  2. 画面下方の紙面のアイコンの左から9つ目にある「カタログ」をタップ
  3. インデックスもしくはプルダウンメニューのタブから就職希望の都道府県の地域を探してタップ
  4. 就職希望の都道府県を探して、「+のアイコン(追加のアイコン)」をタップ
  5. 追加しますか?の「はい(OK)」をタップ
  6. 24時刊の画面の右下の「紙面をめくる絵のアイコン (ナビと書かれたアイコン)」をタップ
  7. 紙面のアイコンの中の「就職希望の都道府県のアイコン」をタップすると記事を読むことができる
    ※追加した都道府県の面がない場合は、24時刊を再度ダウンロードする

朝日新聞デジタルの詳しい機能紹介はコチラ!

以上、Uターン就職を大成功させる具体的な方法を説明しました。
一般の就活生はやっておらず、圧倒的な差をつけることが可能です。高い見識が得られ、面接官(社会人)から特別視される存在になります。少しずつで構いません。自らの成長を一歩一歩、楽しみながら実行してください。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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