坂本内定塾

就職活動
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Q.サークルの先輩達が内定を取れずに苦労している姿を見て、私もかなり苦労しそうな気がして就活の熱意が失せました。何をすれば熱意を取り戻せますか?

坂本塾長の「気合い回答」

見習いたい社員(自分のロールモデル)を早く見つけよう。就活の熱意が一気に高まる!

サークルやバイト先、ゼミなどで、内定が取れていない先輩を目の当たりにして、こんなに頑張っている人でも難しいのか…と不安になり、モチベーションが下がっている人は少なくないようです。今回は、熱意の源泉を14本、掘り起こす方法を説明します。 

■旅行のたとえ話
Aさんは、来月、イタリアに旅行しようかと思っていました。
ところが、イタリアで道に迷った人や財布を落とした人など、苦労した人がいることがわかり、旅行する熱意が失せてしまい、イタリアの旅行は取りやめました。そして、家の中で過ごすことになりました。
さて、あなたは、Aさんの判断をどう思いますか?

Aさんは、旅行先の楽しいこと、魅力を具体的に調査していれば、苦労した人のことを聞いたところで、旅行の熱意が失せることはなかったはずです。たとえば、イタリアの歴史的建物、名所、名画、美味しい食べ物・レストラン、サッカーの試合など。そして、熱意が失せなければ、苦労しそうなことに対しては、それを回避できるよう事前準備をしっかり行うので、充実した旅行になる可能性は非常に高くなったことでしょう。

就活も同様で、頑張った後に手に入る楽しいことを具体的に調査、想像しておくと良いです。
すると、苦労することがあっても、それがブレーキになることはありません。

■就職活動で手に入るものを具体的に想像する! (熱意の源泉)
内定者は、就活を始める前に、就職活動で手に入れるものを具体的に描いています

たとえば、

  1. 収入(月収、ボーナス、生涯賃金)
  2. 収入で購入できる様々なもの 
  3. プライベートの充実
  4. 社会的信用
  5. 将来の安心(保険、年金など)
  6. 新たな人脈
  7. 友人や配偶者
  8. やりがいを感じる仕事
  9. 自分の社会的なポジション(居場所)、存在価値
  10. 自己成長(能力面)=社会で通用する仕事能力・スキル
  11. 自己成長(精神面)
  12. 社会とのかかわりを持てる
  13. 社会に貢献することができる
  14. なりたい自分になれること(自己実現)

これらは熱意の源泉となります。1~14まで描いた人は、熱意の源泉を14本も持つことになります。
特に重要なのは14の「なりたい自分になれること」です。自己実現欲求のコアであり、熱意の最大の源泉です。このビジョンを具体的に持った人は、強烈な粘り強さを発揮して成功を掴みます。

■なりたい自分の具体的ビジョン=「見習いたい社会人」を探そう!
企業研究の際は、できるだけ多くの社員に注目しましょう。なぜなら、“見習いたい社会人(ロールモデル)”が見つかる可能性が高くなり、見つかると就活の熱意(エネルギー)が一気に高まるからです。

●バンダイ内定者の例
バンダイに内定したBさんはこう語ります。『私がこの会社を第一志望に決めたのは、社員の皆様と交流した際、自分もこんな社会人になりたい、目標にしたいと思う社員が見つかったからです』。
Bさんは、バンダイのインターンシップや会社説明会に参加して、十数名の社員と話をして、尊敬できる社員を見つけていました。Bさんの就活ノートには、その社員の特徴や印象に残った言葉、自分が見習いたいことが書かれていました。

■あなたはどんな社員になりたいですか?=面接の頻出質問
『あなたはどんな社会人(社員)になりたいですか?』。これはエントリーシートや面接での頻出質問です。100人中99人近くが“信頼される社員です”とか“お客様の立場で考える社員です”などのように、あいまいなイメージで答えています。子供でも考えつくような内容ですし、その他大勢に埋没してしまいます。一方、内定を取る人は、志望企業の社員と接して、仕事内容を細かく分析・研究しています。だから、内容が具体的で説得力があります。

●資生堂内定者の例
資生堂に内定したCさんは、面接でこの質問をされた際、こう答えたそうです。『資生堂の□□部の○○様のような人です。私の成長目標です。特に、長期的な視点を持ち、仕事に必要な資格やスキルを計画的に取得する姿勢を見習いたいです。私も△△のスキルを高めます』。Cさんは、会社説明会や店舗見学、OB訪問等で積極的に社員の方々に質問して、自分の社会人としての将来像を研究したそうで、成長目標、努力すべきことが具体的に描けていました。

登山家は、どんなに苦しい登山であっても、頂上での美しい景色、のどを潤す水の美味しさ、達成感を想像すると、楽しい気持ちになって、何が何でも登りたいという強烈な熱意が湧いてくると言います。就活も同様です。努力後の楽しいこと(上記の1~14。特に14は重要)を描いて、楽しい気持ちで取り組んでください。結果は必ずついてきます。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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