坂本内定塾

就職活動
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Q.志望企業の内定を取るのは、どんな人ですか?

坂本塾長の「気合い回答」

内定者の2大特徴。行動面は“PDCAサイクル”、精神面は“図太さ”

この質問は、全国どこの大学で講義をしても、必ずある質問です。
以下、内定者に共通する根本的に重要なことを述べます。ぜひ参考にしてください。

■内定者の2大特徴=行動面の“PDCAサイクル”、精神面の“図太さ”
まず、私から質問です。
「就職試験を無計画に受けている人は、受かると思いますか?」
「面接官から突っ込み質問をされて落ち込んでしまう気弱な人は、受かると思いますか?」

やはり、受かるのは難しいです。人気企業の就職試験の倍率は100倍以上であり、面接では厳しい質問があびせられます。無計画、気弱では、このハードルを乗り越えられません。何社も内定をとる学生を調査すると、行動面は“PDCAサイクル”、精神面は“図太さ”の2つの大きな特徴が見受けられます。

■PDCAサイクルが習慣化している人は、入社後も着実に成長し続ける
“PDCAサイクル”とは何か、ご存知でしょうか?
重要なのは、言葉を知っていることではなく、これを日々実行しているかどうかです。興味深いことに、内定者の多くは、言葉は知らないのですが、知らず知らずのうちに実行していることが多いです。そして、“PDCAサイクル”がしっかり習慣化している人は、入社後もこのサイクルを止めることなく着実に成長し続けています。

●PDCAサイクルとは
物事(仕事)に対する取り組みを合理的に行い、効率的かつ継続的にレベルアップを図る手法です。元来は生産管理・品質管理の手法ですが、汎用性が広く、各種仕事、研究、勉強、就職活動に活用されています。

ステップ1.Plan (計画)
→従来の実績や将来の予測などをもとにして計画を作成する
ステップ2.Do (実行)
→計画に沿って実行する
ステップ3.Check (点検・評価)
→計画に沿って実行できているかを点検し、評価する
ステップ4.Act (改善)
→計画に沿っていない部分を改善する

4段階、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を順次行い、1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように継続的にレベルアップしていきます。

※この理論にはいくつかのバリエーションがあります。たとえば、Act(改善・処置)をAction(行動)に置き換えたもの、Plan(計画)・Do(実行)・See(振り返る)というPDSサイクルです。

●三菱商事内定者MさんのPDCAサイクル
就職活動を成功させるには、やるべきことが沢山あります。それぞれ穴があくことがないように計画を立てました。とりわけ注力したのは、“自己分析・自己PR作成計画”、“筆記試験・SPIの勉強計画”、“エントリーシート作成計画”、“OB訪問計画”、“面接対策計画”の5つです。ノートに書き出したり、パソコンでエクセル表にまとめて、やるべきことを洗い出し、それぞれについてPDCAサイクルを回しました

重要なのは、目標から逆算して計画を立てることです。私は、志望企業に受かるためには①何を、②どのくらい、③いつまでにやっておく必要があるか、を研究し、そこから逆算して計画を立てました。たとえば、OB訪問計画でしたら、①第一志望と第二志望の部署の社員へのOB訪問を、②第一志望の部署は3人、第二志望の部署は2人、③○月○日までに実行する、と目標を立てて、それを具体的な計画に落とし込んだのです。

■“図太さ” (ストレス耐性、打たれ強さ)は、就職試験はもちろん、仕事でも重要 
内定者に見受けられる2大特徴の2つ目は、精神面の“図太さ”です。就職活動には、精神的に辛いことが数多くあります。面接で厳しい突っ込み質問を矢継ぎ早に浴びせられることもあります。試験に落とされることもあるかもしれません。そんな時に、いちいち落ち込んでしまっては次のチャンスまで台無しになってしまいます。

●無理に我慢するのではなく、プラスに解釈する! (プラス思考型・図太さ)

  • どんなに厳しい質問も、(自分の覚悟を試しているだけだと思い)、笑顔で返答する図太さ
  • 試験に落ちても、(失敗は成功の母と思い)、パッと反省して気持ちを切り替え、次の試験に臨む図太さ
これらをぜひ身につけてください。大切なのは、無理に我慢するのではなく、プラスに解釈することです。

内定者は、このような図太さ(ストレス耐性、打たれ強さ)を持っています。実は、企業で働くようになっても、図太さ(ストレス耐性、打たれ強さ)は重要です。特に1年目は、慣れない仕事を慣れない環境・人間関係の中で行わなくてはなりません。精神的な強さは、とても大切です。あまり強くない方は、就職試験を通して、精神面の強さを高めましょう。内定獲得に役立つことはもちろん、入社後の仕事でも役立ちます。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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