坂本内定塾

就職活動
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Q.就職活動のスタート時点で、よくありがちな失敗を教えてください。同じ失敗をしないための教訓にしたいと思います。

坂本塾長の「気合い回答」

初めての就活には、自分には想像がつかない落とし穴がある。失敗談を聞いて、リスク管理をしよう!

今から就職活動を始める人のために、就職活動のスタート時点で大変よくありがちな4つの失敗ケースを紹介します。一生に一度の新卒就活チャンスを無駄にしないために、ぜひ熟読してください。

■失敗ケース1.志望企業を早くから絞り過ぎた(銀行志望Aさん)  
私は銀行業界を志望していて、銀行だけに絞って就職活動を行いました。しかし、志望の銀行には全て落ちてしまいました。そこで、慌てて業界研究を始めましたが、興味を持った業界の企業は全てエントリーシート受付が終わっていて受けられませんでした。

●志望企業の選択で大切なこと 
人気企業の大半は、就職活動前半でエントリーシート受付が終了することが多いので気をつけましょう。まだ応募を受け付けていたとしても、後半の募集は前半よりも内定がでる人数が少ないのが一般的です。したがって、就職活動の前半で志望業界・企業を絞ってしまうと、それ以外の企業の受験チャンスを失いかねません。よって、絞り込むのは後半にして、前半はできるだけ多くの業界の企業を受けることをオススメします。何から手をつけたらよいかわからない方は、まず「業界地図の本」を読みましょう。全業界のことが偏りなくわかります。

■失敗ケース2.筆記試験対策が不十分だった(テレビ志望Eさん) 
第一志望の企業に早々と落とされてしまい大ショックでした。この企業は最初のエントリーの受付がネットになっていて、自己PRや志望理由等の入力が終わると、WEBテストがあったのです。制限時間は20分でSPIのような問題を十数問、解くという形式でした。筆記試験はまだ先だと思って勉強していなかったので、ほとんど解けないうちに制限時間がきてしまいました

●筆記試験対策で大切なこと
筆記試験は早めの準備が肝心です。早期(3年生の12月)に行う場合もありますし、面接試験の際に抜き打ち的に行う企業もあります。自分にとって解説がわかりやすい問題集を2回か3回やっておけば、ボーダーライン(一般的には50%弱)以上の点数は取れるようになり、筆記落ちはなくなります。

■失敗ケース3.基本的な企業情報の研究不足(家電メーカー志望Bさん)
面接の最初の段階で以下の質問をされて、答えられずに頭が真っ白になりました。
・「当社の社長の名前をご存知ですか?」
・「当社の資本金、売上高はいくらですか?」
・「当社の主力商品を3つ挙げ、特徴を一言で述べてください」

集団面接だったので、隣の受験者にも同様の質問がありました。
隣の人はきちんと調べていたようで、スラスラ答えていました。
これ以降、私は不合格者扱いになってしまったようで、質問をしてもらえませんでした。 

●企業研究で大切なこと 
企業研究ノートを作りましょう。そして、企業の基本的な情報はWEBサイトの会社概要のページを印刷して貼り付けるか、書き写して、しっかり読み込み、面接直前に見直すようにするとよいです。

■失敗ケース4.大学の就職ガイダンスに出ていなかった(IT志望Fさん)
志望企業に落ちてしまい、就職課(キャリアセンター)に相談に行ったのですが、10月~12月に行われた大学の就職ガイダンスに出ておけばよかったと後悔しました。というのは、志望業界の採用担当者が私の大学にも仕事の説明に来ていたのです。また、就職課(キャリアセンター)には、内定者のレポートがあることも知りませんでした。ちゃんと活用していれば、受かったかもしれないと思いました。

●大学の就職ガイダンスで大切なこと 
大学の就職ガイダンスは(最新情報・内部情報が聞けますから)内定獲得にとても役立ちます。なので、必ず出席しましょう。就職活動の流れがわかるのはもちろんのこと。企業の説明会情報や内定者受験レポートの活用の仕方、エントリーシート・面接対策等、とても実践的な内容で、知らないと損することばかりです。就職ガイダンスは9月の中旬くらいからスタートさせる大学もありますので要注意です。

■就活体験者には、成功談だけではなく、失敗談も聞こう!
今回はあえて失敗ケース(失敗談)をご紹介しました。
初めての就職活動は知らないことばかり。よって、自分が思ってもみない落とし穴があるものです。失敗談を聞くと、どこにどんな落とし穴があるかわかります。今後、就職活動を体験した方に会う機会があったら、成功談だけではなく、失敗談も聞かせて頂くとよいですよ。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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