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就職活動
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Q.エントリーシートや履歴書の「趣味欄」は、何を書いたら良いでしょうか

12月下旬に入って、エントリーシートや履歴書の受付を開始する企業が増えてきました。今回は、趣味欄で高評価を得る秘訣をレクチャーします。

坂本塾長の「気合い回答」

趣味欄=プチ自己PR欄。仕事に役立つ趣味を書くと高評価が得られる!

趣味欄は、ほとんどの就活生が手抜きをしている

就活生のほとんどが、「趣味欄」を書くのに手抜きをしています。つまり、自分を売り込む意識が全くなく、入念に分析・検討することなく書いているのです。非常に多いのは以下の趣味です。

●NG例
読書 ←超平凡かつ幼稚。どんなジャンルの本を読んでいるかまで書いてこそPRになる
音楽鑑賞 ←だれでも簡単にできること。大勢の中に埋没。仕事に役立つ行動特性も感じられない
映画鑑賞 ←だれでも簡単にできること。大勢の中に埋没。仕事に役立つ行動特性も感じられない
旅行 ←普通の旅行ならだれでもしている。大勢の中に埋没
ドライブ ←普通のこと。たとえば、運転能力や道路の把握等をPRして差別化すべき
スポーツ観戦 ←観戦するだけだと、選手としてのPRをする人と比較された場合に見劣りしてしまう
インターネット ←だれでも簡単にできること。大勢の中に埋没。仕事に役立つ行動特性も感じられない
食べ歩き ←だれでも簡単にできること。大勢の中に埋没。仕事に役立つ行動特性も感じられない
料理 ←この書き方では平凡。たとえば、腕前や志望企業の食材使用などをPRして差別化すべき

「読書」と書いたところで、面接官からすれば、採用メリットは特に感じられないのでプラス評価はしてもらえません。厳しいことを言うようですが、ただの「読書」は幼稚園児や小学生だってやっていることで、平凡かつ幼稚に感じられてしまいます。大学生でしたら、どんなジャンルの本を好んで読んでいるかまで書いてこそPRになるのです。

プチ自己PR作戦

では、趣味欄の坂本式・対処法をご紹介します。それは「プチ自己PR作戦」という技です。

面接官にとって採用試験の目的は、採用メリットのある人材を見つけることです。したがって趣味欄についても、面接官に採用のメリットを感じてもらえるように工夫して書くことが大切です。趣味欄も自己PR欄の一種だと捉え、志望企業の仕事に役立つことを書くのです。ただし、本格的な自己PR(メイン自己PR)は、正式な自己PR欄に書くので、この欄は、ちょっとした自己PR(プチ自己PR・サブ自己PR)で構いません。

●OK例
読書(金融に関する書籍。例:○○○)  ※金融志望の場合
海外旅行(英語力向上が目的/TOEIC○○点アップ達成)
ドライブ(県内は裏道・抜け道にも詳しい)
スキー(○級取得。体力に自信あり)
メモを取ること(1年でメモ帳5冊ペース)

要するに、 仕事に役立つことを添え書きすることによって、評価が大幅に上がるのです。

■自己PRとは、仕事で役に立つこと (大きな成果でなくてよい) 
自己PRとは何か説明します。面接官から「自己PRしてください」と言われたら、どんなことを答えますか?

大抵の人は、「大きな成果」や「人よりも大幅に優れたこと」を答えなければ高評価が得られないと思っています。でもそれは大変な誤解です。「自己PR=仕事で役に立つこと」です。仕事で役に立つことであれば、どんなに些細なことでも高評価が得られます。たとえば、「メモをまめに取ること」や「裏道・抜け道に詳しいこと」だって、素晴らしい自己PRで高評価が得られます。

トップクラスで受かる人は、趣味欄も手を抜きません。志望企業・志望職種の仕事で必要な能力・知識・心構え・スキルを調べて、それに関連したことを書いています。必要ならば、今から始めても良いのです。なにしろ趣味ですから、簡単に始められますし、高いレベルを求められることはないので、楽しみながら取り組めばよいのです。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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