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Q.面接試験に受かるためはどうしたらよいですか?

今回は、面接での失敗例と受かるための教訓をご紹介します。大変よくありがちな失敗ばかりです。ぜひ参考にしてください。 

坂本塾長の「気合い回答」

面接試験前日に『面接6教訓』を読み返そう!

■面接6失敗から学ぶ『面接6教訓』
面接での典型的な失敗パターンは以下の6種類です。重要な教訓(面接6教訓)を付記します。

失敗例1.緊張落ち
初めての面接で勝手が分からず、ものすごく緊張してしまい、面接官の質問に対して、支離滅裂な受け答えをして、落とされてしまった。第一志望の企業だったので、ショックが大きかった。
→緊張を解くには、開き直り、そして、ある程度の場慣れ(練習受験)が必要
開き直る!
失敗例2.長話落ち
面接官の質問に対して、いちいち長々としゃべりすぎ、面接官がうんざりした表情になって、話し方を注意されてしまった。
→質問には、結論から簡潔に答えることが大切。15秒~30秒くらいが好印象
結論から簡潔に答える!
失敗例3.嘘・飾り過ぎ落ち
面接官に突っ込まれた際に苦し紛れに嘘をついた。そうしたら、掘り下げ質問で嘘がばれてしまった。自分を良く見せようと、作り話や知ったかぶりするのは危険。実直さが大切。
→作り話や知ったかぶりでは気持ちがこもらない。ばれるリスクもある。だから、真実で勝負
嘘はつかない!
失敗例4.準備不足落ち
志望企業に関する初歩的な質問に答えられず、面接官にがっかりされた。志望度の熱意を疑われて白けた雰囲気になってしまった。
→主力商品、社長名、資本金など基本的なことは調べておくことが大切
企業の基本情報は覚えておく!
失敗例5.説得力ゼロ落ち
どの質問に対しても、抽象的で具体性のない答え方をしてしまい、面接官が納得してくれなかった。
→話に具体例を盛り込まないと、説得力がでてこない
具体例を軸にする!
失敗例6.体調不良落ち
毎日毎日、エントリーシート書き、筆記の勉強、会社説明会の出席、面接対策などやることが多くて、睡眠不足で体の調子が悪くなった。第一志望の面接日には熱まで出てしまった。
→就活は体力勝負。体調管理に気をつける 
睡眠をきちんと取る!

■面接は、何回(何社)か受けると、ペースをつかめるようになってきます
私は面接官として数多くの面接をしてきましたが、面接中に手が震えている人、足がガクガクしている人、うまくしゃべれなくなってしまう人は珍しくなく、中には、頭が真っ白になり声が出なくなってしまう人、気持ちが張りつめて泣き出してしまう人、緊張のあまり、貧血を起こして倒れてしまった人もいました。

しかし、そんな学生でも2回、3回と面接を受けるうちに平常心を保てるようになってきました。初めての面接試験が第一志望企業とならないように、早めに練習として受験を数社受験することをお勧めします。そして、面接試験前日には、この『面接6教訓』を読み返してください

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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