坂本内定塾

就職活動
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Q.志望度が低い企業にも落ちたのでショックです。どうしたら良いでしょうか?

すべり止め的な(志望度が低い)企業を受ける時の注意点についてアドバイスします。

坂本塾長の「気合い回答」

熱意は行動(企業研究)で表すことができる。企業の長所を知れば本物の熱意も芽生える!

■第一志望に落ちた後、すべり止め的な(志望度の低い)企業にも落とされた
「まさかこの企業にまで落とされるとは思いませんでした。すっかり自信を喪失しました」
5月以降、就活カウンセリングや読者からのメールで、このタイプの相談が非常に多いです。

●相談の概要
私は、受験倍率の高い人気企業・有力企業に落とされてしまいました。ショックを受けました。しかし、「このままではいけない。どこか内定を取らなくては就職浪人してしまう」と思い、受験倍率の低い業界下位の企業や中小企業、知名度の低いBtoB企業を受けることにしました。ところが、それらの企業にまで落とされてしまい、自信を根底から失いました。もはや絶望的な気持ちになっています。どうしたらよいでしょうか。

■志望度の低い企業に落とされる最大の理由 :熱意がない (=企業研究不足)
以下、落とされた就活生のカウンセリングのやりとりを再現します。

●落とされた理由の洗い出し

坂本直文:
落とされた○○社の社長の氏名をフルネームで言えますか?
就活生 :
すいません。言えません。
坂本直文:
○○社の1番売り上げの高い商品とそれが好評だった理由を具体的に言えますか?
就活生 :
すいません。把握していませんでした。
坂本直文:
○○社の最近の新聞報道について解説してください。
就活生 :
すいません。勉強不足です。
坂本直文:
基本的な企業研究ができていなかったようで、これだと発言に熱意や重みがなくなりますね。
就活生 :
でも、志望度が低い企業なので、企業研究する気持ちがあまり湧かなかったもので・・・。
坂本直文:
○○を第一志望にしている学生は、徹底的に研究して面接に臨んでいますよ。
就活生 :
確かにそうですね。面接で比較されてしまうと不利ですね。
坂本直文:
企業研究をしていないと、企業に対する熱意がないと見なされて落とされることが多いのです。
就活生 :
熱意程度のことが致命的なのですか?
坂本直文:
熱意がない人に内定を出しても、結局、辞退することが経験的にわかっていますから
就活生 :
なるほど。だから、面接官は、熱意を重視するのですね。
坂本直文:
あなたも心の中で、有名企業の内定が取れたら、○○社は辞退しようと思っていませんでしたか?
就活生 :
まさにその通りです。
坂本直文:
受けるからには、第一志望のつもりで熱意を持って受けないと落とされてしまいます。
就活生 :
私が○○社に落とされた理由がよくわかりました。

●企業に対して熱意を示す方法は3つ (短時間でできる。本物の熱意が芽生える)

坂本直文:
では、「熱意は行動で表すことができる」という言葉をお伝えします。
就活生 :
それは、どういうことですか?
坂本直文:
企業研究を徹底的に行うと、面接官からは「熱意が非常に高い学生」と思われるということです。
就活生 :
でも、時間がないので、企業研究はそんなにできません。どうしたら良いですか?
坂本直文:
一般の学生がやっていない方法で企業研究すると短時間で効果的です。
就活生 :
それは何ですか?
坂本直文:
3つあります。①企業のWEBサイトのIR情報のページを熟読すること。②企業、および、企業の商品、サービスに関する新聞記事を収集してスクラップすること。③企業の商品・サービスを実際に使ってみること。所要時間は、それぞれ1時間程度、全部で3時間程度です。
就活生 :
わかりました。でも、②は今から収集するのは難しく、③は高額商品の場合は難しいです。
坂本直文:
解決策を述べます。②は、朝日新聞デジタル版の過去記事検索機能を使うと、キーワードを入れれば一瞬で記事を収集できます。②は高額商品、学生には利用不可能なサービスは、利用者の体験談をネットや新聞で調べれば良いです。短時間でできます。
就活生 :
熱意がアピールできる企業研究が、たった3時間でできるとは知りませんでした。
坂本直文:
①②③を実行すると、熱意はもちろん、志望理由、自己PRの内容も的を射たものになります。また、何より大きなことは、①②③を実行すると、企業の長所が沢山わかってくるので、その企業に対する本物の熱意が芽生えてくることです。つまり、『ここはすべり止めの企業だと卑下していた気持ちが消えて、この企業には、自分が気づいていなかった長所があった。ここで働くのも良いかもしれない…というポジティブな気持ちが芽生えるのです』。そして、面接では(嘘ではなく)心から御社で働きたいです。と言えるようになります。
就活生 :
本当に熱意まで芽生えてきますか??
坂本直文:
恋愛の例えで説明すると、恋愛では、1、2カ所だけでも気に入ったカ所があると、本人全体を好きになりますよね。たとえば、目と声が気に入ったら、その人を好きになってしまう…という感じで。企業に対する気持ちも同じです。その企業の長所がいくつか見つかると、働いてみたいという気持ちが芽生えてくるのです。そもそも、第一志望の企業を思い浮かべてください。その企業のことを全て知っているわけではないですよね。部分的に、いくつかの長所を知っているだけなのに志望していませんでしたか?
就活生 :
確かにそうでした。納得しました。

志望度は、学生が思っている以上に感情的なことに左右されています。したがって、企業研究を緻密に行って企業の長所を発見すると、志望順位が入れ替わることはよくあります。ぜひ上記の①②③を実行してみてください。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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