坂本内定塾

就職活動
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Q.就活は情報戦と言われますが、内定を取るための重要情報は、どうやって集めれば良いですか?

今回は、トップクラスの内定者が情報収集で行っていることを紹介します。

坂本塾長の「気合い回答」

情報を与える人のところには情報を与える人が集まる!(内定が取れる企業の幅が広がる)

■情報を集めたければ、まず自分が情報を与えることが大切 
厳しい就職試験を突破するには、正しい情報を集め、万全の対策を練ることが重要です。人気企業は、何百人に一人しか受からない高倍率。志望企業の採用試験の傾向を具体的に知らないようでは、合格の可能性は大きく下がってしまいます。情報は、自分でも調べるのは当然ですが、情報網を作って友人・知人達の情報も集め、みんなで共有することをお勧めします。

■10の情報を持っている人が10人集まると100の情報になる
重要なことは、情報は独り占めせず、必要とする人に気前よく教えてあげることです。これを続けているうちに、“類は友を呼ぶ”のことわざ通り、(あなたと同様に)情報を気前よく教える人が集まります。たとえば、10の情報を持っている人が10人集まってシェアすると100の情報になります。一般の受験者とは格段の差がつき、各メンバーの合格率は飛躍的に高くなります。

●テレビ朝日に内定したSさんの情報ソースと実行していたこと 
私が講師を務めた“立教大学・立教マスコミ塾”の生徒Sさんは、講座の初回で連絡網(情報網)の幹事に立候補しました。そして、『①キャリアセンターの内定者レポート、②企業のウェブサイトのIR情報コーナー・有価証券報告書、③新聞、④ビジネス誌、⑤OB訪問、⑥会社訪問、⑦内定者懇談会、⑧会社説明会、⑨セミナー、⑩企業のウェブサイトの求人情報コーナー、⑪会社四季報、⑫人事担当者のツイッター・ブログ・フェイスブック』などで知った採用試験情報、受験の注意点、内部情報を積極的にその連絡網に流しました。すると、他の生徒も次々と同様のことを行い出して、質の高い情報であふれるようになり、ハイレベルな情報網と切磋琢磨の関係が構築されました。結局、Sさんはテレビ朝日に内定し、他のメンバー達も博報堂、小学館、ベネッセコーポレーション、資生堂、三菱地所、日本IBMなどの内定を取りました。

上記の①~⑫は、内定を取るための重要情報が得られるソースです。個人的に調査するだけでは、一部の企業(業界)の情報しか集めることができません。しかし、友人・知人達と協力して集めると、幅広い企業(業界)の情報が集まって内定が取れる企業の幅も大きく広がります。自分では思いもよらなかった有力企業に受かるチャンスも切り拓かれます。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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