坂本内定塾

就職活動
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Q.大企業は安定していると言われますが、本当ですか

企業の安定と雇用の安定は別物です。大企業の認識に関して、多くの就活生が勘違いしていることを解説します。これを知らないと企業選択を誤ることがあります。

坂本塾長の「気合い回答」

雇用の安定は自らの価値を高めることでのみ得られる。大企業=安定の考え方は危険。

企業は安定していても、社員の雇用も安定しているとは限らない

安定志向の学生は、大企業を志望することが多いです。しかし、“大企業=安定している”という考え方は危険です。なぜなら、企業は安定していても、社員(の雇用)も安定しているとは限らないからです。スポーツで例えれば、大企業とは、人気野球チームや人気サッカーチームのようなものです。チームの存続は安定していても、個々の選手はポジションを安定して確保していられるわけではありません。(ポジション争いは大変な熾烈さです)。

大企業には、非常に多くの優秀な学生が毎年応募します。入社後も極めてハイレベルな競争があります。入社するのが大変な企業は、入社後は、もっと大変な競争が続くことを覚悟しましょう。なにしろ同僚だけではなく、先輩や後輩とも激しい競争をすることになるのです。入社後、活躍している人は、学生時代以上の猛努力を続けている人です。入社してしまえば安泰なんて安易に考えないでください。なお、早期退職制度、子会社への出向制度がある企業もあります。OB訪問の際にさりげなく質問してください。また、過去、リストラを行っているか、どんなリストラを行ったかも調べるとよいでしょう。

安定志向の人は、自らの価値を大きく高める努力をしよう!

雇用の安定は、自らの価値を高めることでのみ得られます。安定志向の人は、大企業か中小企業かという基準で企業を選ぶのではなく、自分の価値(能力・知識・経験・人脈)を大きく高めることができるか、という基準で企業を選びましょう。 自らの価値を高めると、その企業での雇用が安定するだけではなく、転職の際にも大変有利になります。

大企業を辞退して、ベンチャー企業に就職したMさんの今

私が講師を務めた高知大学での就職対策講座の生徒だったMさんは、大企業の内定を辞退して、(自分が身に付けたい実力がつく)ベンチャー企業に就職しました。7年ぶりに会って話をしたら、入社後、売上が3倍に増え、現在29歳にして営業責任者となり、10年後には上場できるような事業計画を立てているとのことでした。会社の主軸の仕事を担わせてもらえて、短期間で大きな実力をつけることができたと喜んでいました。

さて、自らの価値(能力・知識・経験・人脈)を高めることは、辛いことではなく、楽しいことです。自分が遂行する仕事の質が上がります。成果も得られます。まわりからの評価も上がります。多くのクライアントに喜んでもらえます自分に自信もつきます。企業で活躍する人は、楽しみながら(高いモチベーションで)自分の価値を高める努力をしています。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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