坂本内定塾

就職活動
就職活動

自己PRコンテストの講評

朝日新聞社主催・就職フェア(2013/6/29)でおこなった『ESコンテスト』の講評です。今回は第15回で、『比喩を使った自己PR』に対する改善アドバイスです。 

比喩を使った自己PRを添削しました。

添削前の書き方と添削後の書き方を比較して読んでください。具体例・数字を軸に書いたほうが、説得力が高くなることがわかります。(比喩の手法も全く違います)。

[添削前] 

【ここがダメ】
最初の2行で、自分を大根に例えて説明をしていますが、言いたいことが、わかりにくくなっています。5行目にせっかく良いこと(売り上げ1位)が書いてあるのに、その部分を読み飛ばされてしまうリスクがあります。
エントリーシートは、ビジネス文書です。(文学作品ではありません)。ビジネス的な文章の書き方をしたほうが、しっかり読んでもらえます。説得力が高くなってデキル社員になることを期待してもらえます。

[添削後]

ディズニーストアのキャンペーンで、売上1位 (販売業務のアルバイト)
私はディズニーストアで販売業務のアルバイトをしています。2,000円以上をお買い上げの方に、2,900円の時計が1,290円になるキャンペーンで40人のアルバイトの中で売上1位でした。私が販売で努力したのは、①予め、各商品のセールスポイントを10種類リストアップしておくこと。①お客様のニーズを服装や持ち物を見て瞬時に判断すること。②お客様のニーズに一番合ったセールスポイントをわかりやすく説明すること、です。私は、御社の国内シェア85%の商品□□□のように、圧倒的一番の社員になれるように努力に努力を重ねます。

【改善のポイント】

① 具体例・数字を軸にした書き方にして、アピールポイント、内容をわかりやすくした。   
② 販売業務で努力した具体例を書いて、内容を深めた。
③ 決意の言葉に、志望企業の商品を使った比喩表現を使い、志望熱意をアピールした。

■エントリーシートはビジネス文書。新聞の経済記事の書き方が高評価  
小学校や中学校の作文は、文学的な表現を使って高評価が得られます。しかし、エントリーシートはビジネス文書です。理路整然とした(ロジカルな)書き方をしなければ高評価は得られません。書き方の参考になるのは、新聞の経済記事です。

●例外:高評価が得られる比喩 
基本的には、比喩表現は避けたほうが良いです。しかし、比喩の使い方の中で一つだけ高評価が得られる方法があります。それは、企業研究の深さが感じられる比喩を文章の締めに「決意の言葉」として使う方法です。
たとえば、
・「西暦○○○○年の発売以来、55年間のロングセラー○○○のように、粘り強く働きます」
・「御社創業時のヒット商品□□□のような、革新的社員を目指します」

この方法で高評価が得られる理由は、志望の強さが伝わるからです。よって、注意点は、深い企業研究をしてこそ言える内容(データを盛り込む)にして、志望企業の商品名、サービス名、技術名を比喩に使うことです。企業研究していなくても言える内容、商品名を比喩に使ってしまうと効果はありません。気をつけましょう。(新聞の経済記事の書き方ができていれば十分ですから、無理して使う必要はありません)。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
関連記事

PAGE TOP