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学業の自己PRの添削例

朝日新聞社主催・就職フェア(2013/6/29)でおこなった『ESコンテスト』の講評です。今回は第22回で、『学業の自己PR』に対するアドバイスです。 

学業の自己PRを添削しました。

添削前の書き方と添削後の書き方を比較して読んでください。学びの内容、成果、目的、取り組み方の4点を具体的に書くとアピール力が高まることがわかります。

[添削前] 

【ここがダメ】
主観的な内容ばかりで説得力がなく、高評価を得るのは難しいです。たとえば、勉強した(努力した)と主張しても、客観的な成果が書かれていないので、読み手には、本当に勉強した(努力した)かの判断ができません。この書き方では、内容、成果、目的、取り組み方の4点を具体的に書いているライバル学生に負けてしまいます。

[添削後]

化学○○○の科目で最高評価S獲得(専門知識を△△の研究開発に役立てます)
学生生活で一番努力したことは専門分野(化学)の勉強で、とりわけ力を入れたのは○○○の科目です。担当教授から努力を認められ、最高評価Sも頂きました。私が、化学の勉強で心掛けたことは、将来、研究職についた際、トップクラスの研究開発ができるように、高度な専門知識をしっかり身に付けることです。そのため、授業の教科書のみならず、院生向けの教科書や本、最先端の文献も読み込む努力を積み重ねました。御社に入社して、△△の研究開発の仕事でぜひ貢献したいです。

【改善のポイント】

見出しに、内容(科目)、成果(成績)、目的(△△の研究開発に役立てます)を盛り込んだ
(※ここでは○○○、△△と表記しているが、具体的な言葉が入る)

② 本文では、目的、取り組み方について述べて、仕事に対する熱意のアピールを高めた 
③ 面接では、どんな文献を読んだか、得た専門知識をどう役立てるか、具体例を挙げてアピールする 

■学業の自己PRで高評価を得る4要素
学業の自己PRで高評価を得るには、以下の4要素の具体的な記述が重要です。

  1. 内容 (得た専門知識)
  2. 成果 (高い成績や教授・専門家から認められたことなど)
  3. 目的 (何のために勉強したか、その知識をどんな仕事に役立てるか)
  4. 取り組み方 (大きな成果を得るために、どんな努力をしたか)

●専攻と異なる企業を受ける場合の注意点
教育学部や文学部から銀行の受験…など、大学の専攻と異なる企業を受ける場合は、内容(得た専門知識)が、志望企業の仕事に直接役立たないことがあります。その際は、内容・目的を軸にするのではなく、
・成果(高い成績や教授・専門家から認められたこと。←学習能力が高いこと)
または、
・取り組み方(地道な努力や行動力、忍耐力、度胸、交渉力、几帳面さ、企画力、段取り力などを発揮したこと)を軸にした文章
にしましょう。すると、採用担当者の高評価を得られます。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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