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編入試験の自己PRの添削例

朝日新聞社主催・就職フェア(2013/6/29)でおこなった『ESコンテスト』の講評です。今回は第23回で、『編入試験の自己PR』に対するアドバイスです。

編入試験の自己PRを添削しました。

添削前の書き方と添削後の書き方を比較して読んでください。目的、勉強時間、取り組み方の3点を具体的に書くとアピール力が高まることがわかります。

[添削前] 

【ここがダメ】
努力したことを裏付ける「(客観的な)数字や具体例」が書かれていないので説得力に欠けます。この書き方では、目的、勉強時間、取り組み方の3点を具体的に書いているライバル学生に負けてしまいます。

[添削後]

人が遊んでいる時も1日12時間の勉強 (経済学を専門的に学ぶため編入試験に挑戦)
学生時代、学業に力を入れました。具体的には、短期大学から四年制大学への編入試験の勉強と編入後の経済学の勉強です。私は短大2年生の時、経済学をより専門的に学びたいと思い、編入試験の受験を決意しました。短大の各科目の勉強に加え、編入試験対策の勉強に打ち込み、また、周りの友人が就活を終え遊んでいる時期もひたすら机に向かい、多い日は1日12時間~15時間、勉強して目標を達成しました。編入後も経済学の勉強を人一倍頑張り、主専攻の○○経済学は担当教授から最高評価Sを頂きました。

【改善のポイント】

見出しに、取り組み方(人が遊んでいる時も勉強)、勉強時間(1日12時間)、目的(経済学を専門的に学ぶために)を盛り込んで、アピール力を強めた。
志望企業の仕事においても、高い目的を掲げ、他の社員よりも多くの努力をすることを暗示した。 
③ 勉強時間は、多い日の時間を、見出しと本文に書いて、最大、どのくらい努力する人かを強くアピールした。
④ 編入後の努力の客観的な裏付けとして、主専攻の科目で最高評価Sを取得したことを文末に書いた。(※○○経済学には、具体的な科目名が記載される)

■編入試験の自己PRで高評価を得る3要素
編入試験の自己PRで高評価を得るには、以下の3要素の具体的な記述が重要です。

  1. 目的 (何のために編入試験に挑戦したのか)
  2. 勉強時間 (最大、1日に何時間、勉強したか)
  3. 取り組み方 (大きな成果を得るために、どんな努力をしたか)

●注意点:各要素の強調の仕方
志望企業の仕事に役立つ学部・学科への編入の場合は、「目的」を強調すると高評価が得られます。逆に、志望企業の仕事に役に立たない学部・学科への編入の場合は、「勉強時間」または「取り組み方」を強調すると高評価が得られます。
今回の添削例は、志望企業の仕事に役立つ学部・学科である「経済学部」への編入なので、見出しに「経済学の知識を学ぶため」という文言を入れて、「目的」を強調しました。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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