就職活動
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集団の中での役割は何ですか?にロジカル返答

皆さん こんにちは 
就職コンサルタントの坂本直文です。

【面接官の質問にロジカルに返答するスキル】をレクチャーします。毎回、面接頻出質問を取り上げて、ロジカルで説得力ある答え方を学んで頂きます。これにより、面接試験で特A評価が得られるようになります。今回は、「集団の中での役割は何ですか?」の対策です。

ロジカル返答3条件 

以下の3点を押さえるとロジカル返答ができ、面接で特A評価が得られます。

  1. 掘り下げ質問を把握 (面接官が本当に知りたいのは掘り下げ質問の場合が多い)
  2. 質問意図を把握 (質問の背後にある意図が重要)
  3. 具体例・数字を軸にして答える (説得力のカギは具体例・数字) 

ロジカル返答で重要なのは、面接官の質問意図にピッタリ的を合わせ、結論を端的に表す具体例・数字を軸にして答えることです。

この質問には、この「掘り下げ質問」が来る! 

「集団の中での役割は何ですか?」の質問後は通常、以下の掘り下げ質問がきます。

掘り下げ質問①:「あなたはその役割で、どんな貢献(努力)をしましたか?」
掘り下げ質問②:「当社の仕事では、どんな役割を担い、どんな貢献をしますか?」

面接官の真の目的は、当社の仕事では、どんな役割を担い、どんな貢献ができるかのチェックです。重要なのは、仕事研究をしっかり行って、掘り下げ質問②「当社の仕事では、どんな役割を担い、どんな貢献をしますか?」に具体的に答えることです。

「質問意図」を知らなくては、ロジカル返答できない 

質問意図は2つあります。1つ目は「チームワーク能力があるかのチェック」。2つ目は「当社の仕事では、どんな役割を担い、どんな貢献ができるかのチェック」です。

●1つ目の質問意図の解説
仕事は個々人がバラバラに行うものではなく、チームワークで行うものです。だから、集団(組織・チーム)に貢献する気持ちが高く、実際に努力して貢献する人かの確認をするのです。重大な注意点ですが、集団での役割は、トップの役職(リーダー、代表、キャプテン、主将、委員長等)でなくても全く問題ありません。重要なのは、チームに貢献する努力をしているかどうかです。掘り下げ質問①の返答内容が稚拙だと、掘り下げ質問②は省略されてしまうこともあるので要注意です。

●2つ目の質問意図の解説
この意図があることは、掘り下げ質問②からも透けて見えます。②に具体的に答えることができると、志望熱意と職業意識の高さも伝わってトップクラスの評価が得られます。

ロジカル返答の合格例

質問:「集団の中での役割は何ですか?」
返答:所属するテニスサークルでは渉外係として、外部の人との交渉業務を担当しています。たとえば、練習会場の社員との場所取りと金銭的なやり取りの交渉、旅行会社や合宿先との日程と料金について交渉、練習試合の相手チームを探して試合の申し込みと日程調整の交渉をしています。手帳で確認したところ、1カ月あたり約20人と交渉し、1年間で240人と交渉していました。

→ロジカル返答スキル:結論から答えることが大切
→ロジカル返答スキル:数字を挙げて(努力内容を)説明すると説得力UP

掘り下げ質問①:「あなたはその役割で、どんな貢献(努力)をしましたか?」
返答:たとえば、他のサークルの渉外係22人にマメに連絡を取って仲良くなり、情報網を作って練習試合をスムーズに組めるようにしました。強豪チームとの練習試合を昨年度よりも10回多く組んで実力の強化に貢献しました。そして、合宿費は、旅行会社6社から見積もりを取って比較表を作り、各社に値下げ交渉を行って金額を昨年より10%引き下げました。しかも、食事のランクを上げて、ジャンボ海老フライをプラスさせたので、メンバーに大変喜ばれました。

→ロジカル返答スキル:数字を軸にして答えると説得力UP
→ロジカル返答スキル:印象的な具体例でインパクトUP
※ジャンボ海老フライをプラス

掘り下げ質問②:「当社の仕事では、どんな役割を担い、どんな貢献をしますか?」
返答:御社の仕事では、法人営業部でリテール営業の仕事を担当 したいです。多くのお客様を次々と開拓してマメに連絡を取って仲良くなります。そして、御社の商品が他社と比べて優れていることが一目でわかる比較表を作り、喜んで買ってもらい、売り上げの強化に貢献します。会社訪問の際に法人営業部の社員の山田太郎様に仕事内容を詳しく伺い、是非このような貢献がしたいと思うようになりました。

→ロジカル返答スキル:結論から答えることが大切
→ロジカル返答スキル:自己PRで使った言葉を仕事にどう役立てるかの説明でも使う
※マメに連絡を取って 
※比較表を作り、
※実力の強化に貢献=売り上げの強化に貢献
→ロジカル返答スキル:志望企業の社員に聞いたことを盛り込むと説得力UP
※法人営業部の社員の山田太郎様に仕事内容を詳しく伺い

就活生からの「悩み相談」にお答えします!

「私は、集団の中で目立ったことは全くしていないです。サークルは途中で辞めてしまい、今はやっていません。アルバイトではリーダーをやっていません。地味な存在で、アピールできることが全く思いつきません」。こんな悩み相談が就活生からよくあります。

内定者を調査すると、途中で辞めたサークルのことやリーダーではないことでも高評価を得ています。面接官の評価において継続期間や役職名は全く関係ありません。大切なのは取り組み方です。
たとえば、某旅行会社内定者は3日間だけ参加した清掃ボランティア活動で、全身泥だらけになり、やぶ蚊に毎日10カ所以上刺されてもめげずに貢献したことを述べて高評価を得ました。某銀行内定者はアルバイト先で、休んだ人の分まで働いてトイレ掃除も自分の担当日でなくても行うことを述べて高評価を得ました。

集団(組織・チーム)に貢献する姿勢・努力が感じられる内容ならば、期間・役職に関係なく高評価が得られます。今一度、自己分析してみましょう。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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