坂本内定塾

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お盆休み明け緊急アドバイス「キャリアセンターに行ってコレを見よう」

就活生からの質問

『大学のキャリアセンターの使い方がよくわかりません。教えてください』

キャリアセンター(就職課)は、内定獲得に役立つ情報の宝庫です。しかし、キャリアセンターにせっかく足を運んでも、何を見るべきかわからず、掲示板をぼんやり眺めるだけで帰ってしまう人も少なくないです。今回は、就活のスタート時に読んでおくと大きな得をする情報について説明します。これを読んだら、できるだけ早くキャリアセンターに行ってチェックしてください。

坂本塾長の気合回答

受験報告書は、サクセス就活のための最高のデータベース!

1.内定者の受験報告書をチェックしよう!

キャリアセンター(就職課)にある最高の情報は、内定者が書いた「受験報告書」です。これを読むと実践的な対策が効率的にできるようになります。志望度の高い企業は、複数の内定者の報告書をチェックしましょう。以下の重要性が高い情報①~③はノートに書き写すとよいです。

① 試験全体の流れ、スケジュール

過去のプレエントリー、エントリー、ESの締切、筆記、面接、集団討論の時期や順番がわかると今後の流れの目安がつきます。スタートの時期は変わっても順番等はかわらないことが多いです。

② 筆記試験の種類や出題傾向 

SPIか、テストセンターか、WEBテストか、クレペリンか、など、種類がわかっただけでも対策がしやすくなります。

③ 面接の流れ、質問内容

どんな質問をされたかがわかると対策がしやすくなります。複数の内定者をチェックして、共通して出題されている質問がわかると効率的な対策ができます。

●気になる内定者がいたら、職員に聞いてみよう!
未来は、積極的な行動によって拓けます。受験報告書を読んで、志望度の高い企業の内定者でどうしても気になる人がいたら、職員にどんな学生だったか聞いてみてもよいでしょう。キャリアセンターを活発に利用していた学生だったら、陰でどんな努力をしていたかなど、詳しく教えてくださる場合があります。もしかすると、OB訪問の相手として紹介してくださるかもしれません。(私のもとには、この方法で、情報を得られたり、OB訪問ができたという報告が多数来ています)。

2.就職ガイダンスの日程を手帳にメモ 

キャリアセンター(就職課)は就職ガイダンスを体系的に行っています。参加すると効率的に内定を取るための重要知識が一通り身に付きます。なので、参加し忘れてしまうことがないように、日程を手帳に全てメモしましょう。大学によっては、一般学生向けの就職ガイダンスと、やる気が高い学生向けの特別講座(実戦的な特訓講座)の2タイプを行っています。特別講座は、早い日程で行われることが多く、人数制限(先着順)が設けられていることがあります。よって、早めのチェックが肝心です。就職ガイダンスや特別講座に熱心に参加している学生は、役立つ情報を沢山持っていることが多いです。他大学の就活生達とコネクションを持っている人も多いです。そういった学生と知り合っておくと、自分の就活に大変有益です。

3.就職フェア、業界研究セミナー、会社説明会、求人票などのチラシをチェック 

キャリアセンターに掲示されている就職フェア、業界研究セミナー、インターンシップセミナー、会社説明会のチラシ・ポスターは、一通り目を通しましょう。思いもよらない優良企業と出会えることがあります。また求人票で興味が湧いた企業は、キャリアセンターの職員に聞いてみるとよいです。大学の先輩が入社している場合があります。また、その企業の人事の社員とキャリアセンターの職員が知り合いの場合もあります。内定獲得に直結する情報が得られることがあります。

以上、キャリアセンターの「受験報告書」、「就職ガイダンス」、「フェア・セミナー・説明会・求人票」の情報について説明しました。ぜひ押さえておきましょう。内定獲得に大変役立ちます。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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