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3月31日から新紙面

文字を大きく 情報たっぷり 読みやすく

朝日新聞が3月31日から生まれ変わります。文字は大きく、情報もたっぷり。目にやさしく、すっきりと、より読みやすくなります。1ページは15段から12段に。これは57年ぶりの改革です。多くの面が、二つ折りにしても読みやすくなります。新しくなった朝日新聞を、春風とともにお届けします。
今回の改革では、文字を大きくするとともに、1行の文字数を11字から13字にします。現在の文字は横長の扁平文字で、縦の長さが横の77%ですが、新しい文字は、幅を変えず縦(天地)を7%以上大きくし、正方形に近づけました。
若干の扁平率を残したのは、文字を拡大するとともに、情報量の面でもご満足いただきたいからです。これからも情報をたっぷりお届けするため、書き方や紙面作りを工夫してまいります。
これまでは、新聞を二つ折りにすると、文字がまたがってしまい、読みにくいという声も寄せられていました。今回の改革で多くの面の折り目が段間に重なるため、折りたたんだままでも記事が読みやすくなります。

朝日新聞は1879年の1月25日に大阪で創刊しました。このときの紙面は、1段21字で、3段組み、4ページでした。以後、1ページの段数、文字の大きさや形、1行の文字数などは、数々の変遷を経てきました。1ページの段数が、現在の15段になったのは1951年でした。
朝日新聞社はこれまでも新聞文字の改良を重ねてきました。最近では01年に文字面積を約23%拡大し、06年には文字の横線を太く、くっきりさせました。

記事の1行の文字数も変遷を繰り返してきました。
1976年のロッキード事件のとき、一行は15字でした。それが、14字、12字になり、01年の米同時多発テロのときは11字でした。文字を大きくするたびに、1行の文字数は少なくなりました。
文字数が少ないと、「スピード感が出て速く読める」という声のある一方、「文章がとぎれることが多く理解しにくい」、「目の折り返しがひんぱんになり、読みづらい」という問題もありました。モニター調査でも、現在の1行11字よりも、やや多い文字数の方が読みやすいという傾向が出ていました。
もっとも、文字は、大きさがすべてではありません。「見やすさ」には、形や線の太さ、インクの色と濃度、紙の色が影響します。1行の文字数や行間や字間のとり方でも変わります。そうしたバランスも考えて、今回の改革になりました。

写真:新紙面

半分に折っても読みやすい

57年ぶりの紙面革命。15段→12段

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