Voice 声 100年

毎日 朝刊 オピニオン面に掲載。

あらゆる世代が、あらゆるテーマで思いをつづる投書欄。みなさんの意見・主張がつまっています。

読者アンケートの声
  • ・自分の意見に合うものも・合わないものもひっくるめて面白いです! (18歳 女子学生)
  • ・若い人がしっかりとした意見を持っているのが伝わる。(53歳 自由業 男性)
  • ・一つの意見をきっかけにしてそれに関する賛否や議論などが読める。(33歳 パート・アルバイト 女性)
  • ・新聞を通じて、日本中の人と繋がってる感がある。(50歳 自由業 女性)
  • ・匿名でない意見なので読む気になる。(34歳 会社員 男性)

「ゆとり世代」を非難しないで

高校生(埼玉県 16)

地域や学校外のイベントで年配の方と一緒に活動する機会がある。その際、うっかりミスをしてしまうと、彼らは口をそろえて「だから、ゆとり世代はダメなんだ」といった言葉を口にする。

もちろん失敗した自分が悪いのだが、そのことを世代のせいにされるのは、あまり愉快ではない。

その世代に生まれたからといって、全ての人がどんなときでも、やる気がないわけではない。日本や将来について真剣に考えることだってある。

年配の方々には、ゆとり世代というものは「うまくいかなかった世代」だと思われているのかもしれない。だからといって、私たちの世代を非難しないでしい。大声で、そう主張したい。

どんな世代、性別、人種の人だって失敗する時は失敗するのだ。

それなのに、「ゆとり世代だから」とこじつけるのは間違っている。この年代に生まれただけで、そんなことを言われ続けている私たちの気持ちも考えてらえないだろうか。

年配者は、もっと若者に優しくしてほしい。

日本人に必要なのは精神の充足

高校生(神奈川県 18)

高校生の身ですが、過労による自死の問題に心を痛めています。「働きバチ」にも例えられる日本人の働きぶりは一面では私たちの誇りです。

しかし、その働きぶりはもはや通用しないのではないでしょうか。さらなる物質的な豊かさを追求しようとする現代日本社会のひずみとして、過労による自死があるのではないかと思います。

今の日本人に必要なのは、精神面での充足です。国民の豊かさは、物質的な豊かさのみならず、精神的な豊かさも含めて語られるべきです。物ゆえに人が大切にされないのなら、それは貧しい国ではないでしょうか。

人をロボットのように扱うのではなく、多種多様な人々をありのままに受け入れることができてこそ、真に豊かな国になれると信じています。

楽しみにしている記事がある。 いくつになっても、尽きない楽しみを、紙面でもデジタルでも

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