本を読むことで、視野を広く持ち、豊かな時間を過ごしてほしいとの思いから、
朝日新聞社は「子ども読書応援キャンペーン」を実施しています。
ぜひお子様と一緒に、お気に入りの本を探してみてください。

鈴木福さんインタビュー

  • おものこっているほんはありますか?

    志茂田しもだ 景樹かげきさんの『まんねんくじら』『ぞうのこどもがみたゆめ』というほんですね。志茂田しもださんが開催かいさいしていたかせのかいはは和楽器伴奏者わがっき ばんそうしゃとして参加さんかしており、そこでんでもらったほんです。音楽おんがく一緒いっしょ物語ものがたりからだはいってくるかんで、すごく印象的いんしょうてき体験たいけんでした。はやくから子役こ やくをやってきたこともあるとおもいますが、ぼくはお仕事しごと台本だいほんむと物語ものがたりがすっとからだはいってくるんです。それはかせをしてもらっていたからなのかなとおもいます。

    鈴木福さんの思い出の本 「ふたりはともだち」 文化出版局 アーノルド・ローベル/著 三木卓/翻訳 「ミッケ」 小学館 ジーン・マルゾーロ/著 糸井 重里/翻訳
  • 学校がっこう図書室としょしつにはよくきましたか?
    鈴木福さん

    やす時間じかんとかに友達ともだちっていました!仕事しごとでフランスにくことになったときは、フランスについてのほんさがしてみました。アメリカの作家さっか『がまくんとかえるくん』のシリーズ図書室としょしつでたくさんみました。二分間にふんかん冒険ぼうけんのようなファンタジー要素ようそのある冒険ぼうけんものも大好だいすきでした。あと、『5分後ふんご意外いがい結末けつまつシリーズもきで、よくんでいましたね。

  • 小学生しょうがくせいころ自分じぶんにすすめたいほんはありますか?

    もり絵都えとさんの『カラフル』です。ぼく去年きょねん、この作品さくひんのミュージカルに出演しゅつえんさせていただきました。原作げんさくもとてもすてきで。大人おとなになればながせることでも、どものときモヤモヤしたりちょっとくるしかったりするものですよね。そういうときにいっしょに共感きょうかんしてくれる存在そんざいとして、主人公しゅじんこうこころささえになることもあるんじゃないかな、と。あと、どものころにしかかんじられないものって絶対ぜったいあるとおもうから。それは大人おとなぼくかんがえてもたどりけない特別とくべつなものいまんでもこころのこるこのほんを、そんなども時代じだいぼくんだらどうかんじるのかいてみたいです。

    『カラフル ジュニア版』 文藝春秋 森絵都/著 カシワイ/絵
  • ほんのどんなところがきですか?

    いまはインターネットでどんなことも簡単かんたん調しらべられるけど、なかなかふかいところまではわからない。でもほんなら、ひとつのテーマについて丁寧ていねいくわしくかれているからふか理解りかいすることができるいまなんでもみじかくまとめようとする時代じだいだけど、そのためにかたられない部分ぶぶんえてしまった。本当ほんとうはそこに大切たいせつなものがあるのに。ほんはそれをじっくり時間じかんをかけてぼくたちにあたえてくれているとおもうんです。ほんのすてきなところは、作者さくしゃ一人ひとりひとりのなかほんすためにかけた時間じかんがあるということだとおもいます。

  • ほん苦手にがてひとはどんなものからむとよいとおもいますか?
    鈴木福さん

    まずはほんでもなんでも、自分じぶんめそうだなとおもうものからむといいんじゃないかな。ちょっとかっこつけてながそうなほんんでもいい。自分じぶんたのしんでめるものですね。でも、すこくるしみながら機会きかいもすごく大切たいせつ。それは、きたりむずかしいなとおもったりしても、がんばってんでいくとわかってくることもあるし、ほん体力たいりょく」がついていくおもうから。僕自身ぼくじしんも、仕事しごとちいさいころから物語ものがたりれていたからこそ、「ストーリー」でほんちからがきたえられたようにおもうんです。そのとき自分じぶん調子ちょうしわせて、ちょっとむのがくるしいなというほんにもチャレンジしてみてほしいですね。

  • 自分じぶんささえになっているほんはありますか?

    大学受験だいがくじゅけんときはなしになってしまいますが、齋藤孝さいとう たかしさんの読書力どくしょりょくというほんです。ちょうどそのときたくさんほんもうとおもっていたので、モチベーションをげるためによくんでいました。まず文庫ぶんこ100さつ新書しんしょ50さつもうとかれていたので、それまであまりんだことがなかった新書しんしょ中心ちゅうしんに、専門書せんもんしょやビジネスしょみました。いまほん時期じき」とめて集中的しゅうちゅうてきんだことがよい経験けいけんになりました。

  • どもたちにはどんなふうほんれてしいとおもいますか?

    なに興味きょうみがあるものを、「みたい」とおもったときむのが一番いちばん。でも、人生じんせいのうちに1かいは、ほんめることの大切たいせつづいてもらえたらいいなっておもいますね。ぼく高校生こうこうせいときづいて、たくさんほんむようになったけど、ちいさいときにもっとほんんでおけばよかったなとおもっているんです。ほん体力たいりょく」はちいさいうちににつけておいたほうがいいから。そのためには、きなほん何度なんどむでもいいし、どんな方法ほうほうでもいいからほんれていることが大事だいじだとおもいます。

    鈴木福さん

鈴木福さんプロフィル

すずき・ふく 2004年生まれ。幼少期から子役として活躍し、11年のドラマ「マルモのおきて」主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」が大ヒット。第53回日本レコード大賞特別賞を受賞、NHK紅白歌合戦に史上最年少で出場した。現在は大学に通いながら俳優・タレントとして多方面で活躍中。23年4月から情報番組「ZIP!」でパーソナリティーを務める。

鈴木福さん
南極のサバイバル改訂版が20名様に当たるぬりえコンテスト同時開催中 応募締切:2025年2月28日(金)

ぬりえコンテスト

ぬりえ用紙をダウンロードして、色をぬった作品を撮影、
応募規約に沿ってインスタグラム、X(旧ツイッター)から応募してください。
ご応募頂いたぬりえの中から20名様に下記の本をプレゼント!

プレゼント内容

公式アカウントをフォローの上、
#南極のサバイバル」「#子ども読書応援」「#朝日新聞
3つのハッシュタグをつけて投稿してください
※“ども”はひらがなだよ

当選者にはダイレクトメールでお知らせいたします。
選考・賞品発送については2025年3月下旬を予定しています。

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締切日2025年2月28日(金)

キャンペーンサイトから必ず保護者の方がお申し込みください。

※当選者の発表:賞品の発送をもって代えさせていただきます。

※お子様が複数いらっしゃる場合は、お手数ですが、お子様ごとにご希望の本を選んでお申し込みください。
いずれも、保護者の方のIDをお使いください。

  • ・お問い合わせ:「子ども読書応援キャンペーン」事務局 marketing-pr@asahi.com
  • ・ご応募には、朝日IDの登録が必要です。「朝日ID」は、朝日新聞社が提供するサービスを便利に使うことができるオンライン共通IDです。ご登録は無料です。
  • ・当選者への本のお届けは、2025年3月下旬を予定しております。
  • ・朝日新聞社「子ども読書応援キャンペーン」事務局が選んだおすすめの本を掲載しています。学校の指定・推薦図書ではありません。
  • ・お申込みいただいた方には、今後、本や教育に役立つ情報をお届けする場合がございます。
  • ・団体の一括ご応募には対応できかねます。ご了承ください。