子ども読書応援キャンペーン 第8弾

子ども読書応援キャンペーン 第8弾

本を読むことで、視野を広く持ち、豊かな時間を過ごしてほしいとの思いから、
朝日新聞社は「子ども読書応援キャンペーン」を実施しています。
ぜひお子様と一緒に、お気に入りの本を探してみてください。

矢部太郎(芸人・漫画家)インタビュー

本はすぐ役に立つわけじゃないけどあとでいろいろな引き出しになっている

  • どんなときにほんみますか?

    いつでもんでいますね。読書どくしょ一番いちばんたのしみかも。ほんってんでいるあいだとにかくたのしい。すぐやくつとかじゃないけど、そこがいいなあとおもう。でもそれが、あとで自分じぶんのいろいろなしになっていることはすごくあるとおもいますね。

    矢部太郎
    矢部太郎
  • ほんのどんなところがきですか?

    ほんって自分じぶん以外いがいひといたものだから、いろいろ想像そうぞうしながらみますよね。それは、ほかのだれかのことをどれだけかんがえられるかということでもある。やさしさって想像力そうぞうりょくのことだから、ほんむとやさしくなれるがします。あとぼくは、ほんには本当ほんとうのことがいてあるようながするんですよ。本当ほんとう気持きもちって、なかなかひとがいるときはえないですよね。でもほんにはけるかもしれない。っているときはなかなかえないこととか、ぼく漫画まんがというスタイルでならけたんです。自分じぶんほんくようになって、すごくそれをかんじました。

  • どものころんだ、おもほんはありますか?
    「エルマーのぼうけん」福音館書店 ルース・スタイルス・ガネット/作 ルース・クリスマン・ガネット/絵 わたなべしげお/訳

    『エルマーのぼうけん』がすごくきでした。エルマーというおとこがりゅうのどもをたすけるために冒険ぼうけんて、さまざまな猛獣もうじゅううんです。でも、エルマーは猛獣もうじゅうたたかうのではなく、自分じぶんってきたいろいろなグッズで猛獣もうじゅうたちと仲良なかよくなって、ピンチをける。ぼくたたかったりするのはどちらかというと苦手にがてだったので、エルマーみたいにまわりにあるちょっとした知恵ちえでもめずにけていく、みたいなはなしがすごくきでしたね。

    「エルマーのぼうけん」福音館書店 ルース・スタイルス・ガネット/作 ルース・クリスマン・ガネット/絵 わたなべしげお/訳

    教室きょうしつというほんもすごくきでした。ドイツの寄宿学校きしゅくがっこう舞台ぶたいで、おとこたちの友情ゆうじょう成長せいちょう物語ものがたりです。『教室きょうしつ』というタイトルがかっこいいですよね。それでになり、ちょっとむずかしそうだけどんでみたいなとおもってんだら、とても面白おもしろかったんです。

    「飛ぶ教室」岩波少年文庫 エーリヒ・ケストナー/作 池田香代子/訳
    「飛ぶ教室」岩波少年文庫 エーリヒ・ケストナー/作 池田香代子/訳
  • くりかえむ、おりのほんはありますか?
    矢部太郎

    漫画まんがだけど、中学生ちゅうがくせいころんだ『とり』は大好だいすきで、一番いちばんんでいるとおもいます。いま絵本えほんもあるんですね。小学生しょうがくせいだったらまず絵本えほんからはいるのもいいかも。『とり』は、ぼく日本にほん漫画まんがなか一番いちばんすごい!おもっているんです。とりなないとりで、ずーっときている。地球ちきゅうえたような壮大そうだい存在そんざいです。その絶対ぜったいなないとりがいることで、人間にんげんかならぬということがわかる。人間にんげんんで、まれたどもがまたきて、をすこしずつくりかえしている。そこから生命せいめいとうとさをすごく実感じっかんできるんです。

    矢部太郎
  • 学校がっこう図書室としょしつにはよくきましたか?

    よくっていました! 図書室としょしつで『シャーロック・ホームズ』シリーズに出会であい、はしから制覇せいはしていくのがたのしみで! 『アルセーヌ・ルパン』や『怪人かいじん二十面相にじゅうめんそう』もきだったな。ああいうシリーズものって図書室としょしつでドド~ンとおおきなスペースをっているじゃないですか。これを全部ぜんぶはしからんでいったらすごいな、かっこいいな。そんなこともおもいながらんでいました。

  • おすすめのほんみかたはありますか?

    面白おもしろくなかったらすぐやめるってことですね(わらい)。たいていのことは面白おもしろくなかったらすぐやめるのに、ほんだけはなんか最後さいごまでまなきゃいけないようなになるじゃないですか。でも、面白おもしろくなかったらすぐやめてつぎく。それでもいいとおもいます。あとは、自分じぶんきなものからでももちろんいいけど、なんとなくはいったものをんでみるのもいいおもいます。ぼくはたまたまんだ『空手からてバカ一代いちだい』という漫画まんががきっかけで空手からてならはじめ、コンビめいの「カラテカ」もそこからつけました。どこから興味きょうみひろがるかわからないものですよね。

    矢部太郎
    矢部太郎

矢部太郎(芸人・漫画家)プロフィル

1977年、東京都生まれ。97年、お笑いコンビ「カラテカ」結成。2018年、『大家さんと僕』(新潮社)で「第22回手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞。またNHK大河ドラマ「光る君へ」に出演するなど、俳優としても活躍している。「ふたり 矢部太郎展」がPLAY! MUSEUM(東京・立川)で7月7日(日)まで開催。

好きな1冊を選んで応募してね!
恐竜正解のサバイバル①が20名様に当たるぬりえコンテスト同時開催中 応募締切:2024年8月4日(日)

ぬりえコンテスト

ぬりえ用紙をダウンロードして、色をぬった作品を撮影、
応募規約に沿ってインスタグラム、Xから応募してください。
ご応募頂いたぬりえの中から20名様に下記の本をプレゼント!

プレゼント内容

公式アカウントをフォローの上、
#恐竜世界のサバイバル」「#子ども読書応援」「#朝日新聞
3つのハッシュタグをつけて投稿してください
※“ども”はひらがなだよ

当選者にはダイレクトメールでお知らせいたします。
選考・賞品発送については2024年8月下旬を予定しています。

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締切日2024年8月4日(日)

専用サイトから必ず保護者の方がお申し込みください。

※当選者の発表:賞品の発送をもって代えさせていただきます。

※お子様が複数いらっしゃる場合は、お手数ですが、お子様ごとにご希望の本を選んでお申し込みください。
いずれも、保護者の方のIDをお使いください。

  • ・お問い合わせ:「子ども読書応援キャンペーン」事務局 marketing-pr@asahi.com
  • ・ご応募には、朝日IDの登録が必要です。「朝日ID」は、朝日新聞社が提供するサービスを便利に使うことができるオンライン共通IDです。ご登録は無料です。
  • ・当選者への本のお届けは、2024年8月下旬を予定しております。
  • ・朝日新聞社「子ども読書応援キャンペーン」事務局が選んだおすすめの本を掲載しています。学校の指定・推薦図書ではありません。
  • ・お申込みいただいた方には、今後、本や教育に役立つ情報をお届けする場合がございます。
  • ・団体の一括ご応募には対応できかねます。ご了承ください。