多くの大学が、学びの基礎の基礎ともいえる「読み書き」の能力を試したいと考えています。そのための対策はずばり「新聞を読む習慣を身につける」ことです。そうすることで自然に読み書きのスキルが身につきます。
小論文を中心に、
朝日新聞から多数出題!
大学別実績はこちら ※朝日新聞社調べ 2018年5月29日現在
難関校の小論文では、新しい話題を取り上げて出題するケースが多いので、社会や時代に関する情報感度の高さも求められます。幅広いジャンルの最新情報を網羅している新聞は、問題意識を深め、自分なりの意見を持つのに最適です。
実際に出題された
朝日新聞記事はこちら!
2017年4月29日 朝日新聞1面
(ゆがむ事実)
虚構拡散、気づけば「真実」
千葉大学
学部学科:教育学部
中学校教員養成課程社会科教育分野
(一般入試・前期)
課題:小論文
以下の文章は、虚偽の出来事を伝えるフェイクニュース(偽ニュース)が世界に拡散しているという危機感に基づいた新聞社の取材記事である。この文章の下線部で、ジャーナリストとしてネットメディアに関わっている人物の意見が紹介されている。
この文章に掲載されている事例、あるいは近年のフェイクニュースの事例を参考にして、「民主主義」と「言論空間」の関係について説明するとともに、そのあり方についてのあなたの考えを述べなさい。(800字以内)
以下の文章は、虚偽の出来事を伝えるフェイクニュース(偽ニュース)が世界に拡散しているという危機感に基づいた新聞社の取材記事である。この文章の下線部で、ジャーナリストとしてネットメディアに関わっている人物の意見が紹介されている。
この文章に掲載されている事例、あるいは近年のフェイクニュースの事例を参考にして、「民主主義」と「言論空間」の関係について説明するとともに、そのあり方についてのあなたの考えを述べなさい。(800字以内)
新聞にはネットにない「一覧性」があります。紙面を見渡すたびに、さまざまな情報を一覧できるので、意外なことが頭に飛び込んできてそれが頭に残り、いつの間にか知識の引き出しが増え、視野が広がるのです。
他紙と比べても、圧倒的な出題数!
全国紙の2018年度大学入試出題実績
※大学通信調べ 2018年5月25日現在-
現代文も小論文も、
立教大学 法学部
もうこわくない!
梅田 大樹さん
高校の先生に、受験するなら朝日を読んだほうがいいって言われてしぶしぶ始めたんです。でも、読んでよかった!と今は思います。
そんな僕の新聞活用法は…
- ①お気に入りのコラムを見つけて、短い文章を読む。これならすぐできます。
- ②次は天声人語や社説を読む。入試に出るかも、と思いながら読みました。
- ③記事に対する自分の意見や考えを、400字など決められた文字数にまとめる。
ここまでやればかなり力がつきます。現代文の読解も小論文も、もうこわくないはずです!頑張って!
-
1日20分の「天声人語書き写し」で文章力アップ!
法政大学 キャリアデザイン学部
田中 夢実さん
作文や小論文の準備をしようと思っても、何から書けばいいかわからない。うまく文章がまとまらない…。そんな時、先輩から薦められたのが「天声人語の書き写し」でした。
続けていくうちに文章の組み立て方や読み手を引き込むコツがつかめ、自分でも文章力アップが実感できました。
小論文重視のAO入試で無事希望の大学に合格できたのは「天声人語」のおかげです。みなさんもぜひトライしてみてください。1日20分ほどでできますよ!
オピニオン・天声人語・社説を読むと効果的!
朝日新聞 掲載月別出題記事数
読み書きは、文字通り「読んで書いて」です。新聞を読んだら、記事を書き写しましょう。私は特に社説の書き写しをすすめます。
いうまでもなく社説は、名だたる新聞記者が今、ホットな問題を論じたものです。筆者は客観的な事実を提示したうえで、それに対する自分の価値判断を述べていきます。この事実と判断を明確に分けて文章を組み立てることが、実は小論文のキーポイントなのです。受験生が小論文で犯しやすいミスの多くが、客観的な事実と主観的な自分の考えをごちゃ混ぜにして、何を言いたいのか伝わらなくなってしまうことです。
社説というお手本を、どこが事実でどこが価値判断なのか、意識して読みながら書き写す行為を続けていけば、論理的な文章の展開の仕方をつかめますし、事実と判断を混同しないようになります。
何でも簡単にコピーできてしまう時代だからこそ、読んで書いてという原始的な頭の使い方が大事なのです。語彙が豊富になるし、漢字も覚えるし、時事問題を見る目も養われる。社説の書き写しは一石三鳥ですよ(笑)。 ※インタビュー記事を参照しました
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※朝日新聞の1面コラム「天声人語」を書き写して学ぶ専用ノートです。続けることで、知っている言葉が増え、文章構成力や読解力が身につきます。
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