Q.新聞を楽しく読み続ける秘訣を教えてください。三日坊主にならないようにしたいです。
多くの就活生が、就職活動を機に新聞を読み始めます。しかし、三日坊主になってしまう人もいるようです。そこで、楽しく読み続けるために、根本的に重要なことをレクチャーします。参考にしてください。
坂本塾長の「気合い回答」
新聞記事は他人事ではない。自分の生活(志望企業の事業)にどんな影響を及ぼすか、連想しながら読む!
■新聞記事の内容は、あなたの生活に影響を及ぼす(他人事ではない)
新聞に掲載されていることは、自分の生活に直接的、間接的に影響を及ぼすことです。新聞記事の内容が他人事だと勘違いしているうちは、読むことに楽しさは感じません。しかし、自分に影響することだとわかると楽しくなってきます。「風が吹けば桶屋が儲かる」のたとえ話にあるように、世の中で起きていることは、まわりまわって様々なものに連鎖的に影響を与え、やがて、あなたの生活にも少なからず影響を及ぼすのです。たとえば、遠い中東の国で起きていることも、石油の値段に影響を与え、それがさらに日用品の価格に影響を与えたりします。以下、新聞を読むことが楽しくなる3つの秘訣をご紹介します。
●1.この記事は、自分の生活にどんな影響があるかを連想しながら読む!(身近に感じて楽しめる)
新聞を興味深く楽しく読む根本的に重要なコツは、この記事内容は、自分の生活にどんな影響を及ぼすかを連想しながら読むことです。新聞記事の内容が自分に影響することだとわかると、読みたいというモチベーションが自然と高くなります。
●2.この記事は、志望企業の事業にどんな影響があるかを連想しながら読む!
就職活動を機に、社会人の新聞の読み方も取り入れることをお勧めします。社会人は、「この記事内容は、企業の事業にどんな影響を及ぼすか」を連想しながら読んでいます。そして、より多くのプラスを得る方法を考えたり、マイナスを最小限にする方法を考えたりしています。社会人は、このようにしてビジネス感覚を日々鍛えているのです。
●3.志望業界・志望企業について関連記事の“追っかけスクラップをする!
志望業界・志望企業に関する記事の“追っかけスクラップ”も大変お勧めです。要するに、毎日、志望業界・志望企業に関連する記事がないか紙面の中を探して、スクラップをしていくことです。スクラップの記事を増やす作業は新聞を読む楽しさを倍増します。記事の数が増えるほどモチベーションも高まります。
以上、新聞を楽しく読み続けるための3つの秘訣を紹介しました。ぜひ実行してみてください。社会的視野が広がり、ビジネス感覚が培われますので、トップレベルの内定力も身に付きます。
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。