就職活動
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新学期 緊急アドバイス「激変!企業の採用活動の動き」
就活生からの質問
『夏休みが終わり、就職活動を始めようと思います。友人の中には、夏期インターンに参加していた人が多く、何もしていなかった自分は遅れているのではないかと少し焦っています。企業の採用は今後どうなるのでしょうか』
今回は、企業の採用活動の動きについて解説します。昨年度とは大きく変わりました。知っておくと内定を取るための行動が的確にできます。したがって、有利に内定を取ることができます。
坂本塾長の気合回答
10の波を知って、効率的な就職活動を行おう!
企業がリスク回避のために行いだしたこと
本年度から採用試験は、3年生の3月スタートとなりました。時期が遅くなったため、企業は3つのリスクを抱えることになりました。
- リスク1.応募者が少なかったら採用予定数を確保できなくなる。
- リスク2.内定辞退者が多かったら採用予定数を補充する時間的余裕がない。
- リスク3.採用試験を早期に行う企業(外資系、IT系等)に良い人材を取られてしまう。
上記3つのリスクを回避するために、インターンシップ、セミナー、社員との交流会などを(3月以前に)行って、学生に早めに告知・接触する企業が増えています。通常、これらの情報は「企業のウェブサイトの採用情報ページ」で告知されます。「就職情報サイト」に募集広告を出す企業も多いです。したがって、志望企業のウェブサイトや就職情報サイトは、マメにチェックすることが必要です。実際、私が講師を担当する各大学の就職講座の受講生の多くがインターンシップ、セミナー、社員との交流会に応募・参加しています。
本年度の採用活動10の波
本年度(2016年卒の学生対象)の企業の採用活動を調査すると、10の波があることが予見されます。夏期インターンシップに参加できなかった方も心配いりません。秋期や冬期、春期にもインターンシップを行う企業が多いので、それに参加すればよいです。- 夏期インターンシップ
→3年生の7月~9月。エントリーのピークは6月・7月。 - 秋期インターンシップ
→3年生の10月~11月。エントリーのピークは9月・10月。 - 経団連に所属していない企業や外資系、IT系の採用試験
→3年生の11月・12月から本格化する。 - 冬期インターンシップ
→3年生の12月~1月。エントリーのピークは11月。 - 春期インターンシップ
→3年生の2月~3月。エントリーのピークは2月。 - 大企業の第1期採用試験(春採用試験)
→3年生の3月から本格化する。 - 中小企業の第1期採用試験(冬期・春期採用試験)
→3年生の12月からスタート。エントリーのピークは3月・4月。 - 大企業の第2期採用試験(夏期・秋期採用試験)
→4年生の8月~11月。エントリーのピークは9月・10月。 - 中小企業の第2期採用試験(秋期冬期採用試験)
→4年生の9月~1月。エントリーのピークは10月~12月。 - 大学卒業間際の追加募集試験
→2月・3月に、採用定員に満たない企業、内定辞退者数が想定より多かった大企業・中小企業が実施。
10の波を踏まえて、効率的な就職活動を行ってください。皆様の最高の内定獲得を心より応援しています。
坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。