就職活動
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旅行業界の頻出質問

皆さん こんにちは
就職コンサルタントの坂本直文です。

今回から各業界の面接対策をレクチャーします。初回は旅行業界の面接試験の頻出質問を紹介します。一通り目を通して本番の面接の準備をしてください。面接返答術1~23で個々の質問返答術を紹介しましたが、それらを活用して答えれば高評価が得られます

旅行業界の面接頻出質問 

各旅行会社の内定者に聞き取り調査をして、実際に出た質問を集大成しました。

●1次面接、2次面接でよくある頻出質問 

  1. 当社の店舗を見学したことがありますか?どんな点が印象的でしたか?
  2. あなたの長所何ですか? それを旅行業界にどう生かせますか?
  3. 入社後の目標は?
  4. 仕事はつらくても続けられますか?
  5. この業界の今後についてどう思いますか?
  6. あなたにとってサービスとは何ですか?
  7. お勧めの観光地とそこの食べ物は?
  8. あなたが住んでいる町をアピールしてください

●3次面接以降、最終面接でよくある頻出質問

  1. 世間一般のイメージとのギャップをちゃんと理解して、その上で志望していますか?
  2. 他社と比較して、当社に足りないと思うサービスは何ですか?
  3. インターネットでも旅行の予約ができますが、店舗がある意味についてお聞かせ下さい
  4. インターネットでの旅行ビジネスの強みは何だと思いますか?
  5. もしクライアントからクレームを言われたらどう対処しますか?
  6. あなたが考える旅行業のプロフェッショナルについてお聞かせください
  7. 当社の組織力とはどんなものだと思いますか?
  8. 法人営業の需要を増やすためにはどうしたらよいと思いますか?
  9. 入社後どんな旅行商品を作りたいか提案してください

効果的な面接準備:新聞を使うと圧倒的な差がつく!

ライバルに圧倒的な差をつけられる、お勧めの面接準備方法は、志望業界の新聞記事を収集し読んでおくことです。朝日新聞デジタルの過去記事検索機能を使うと一瞬で収集できて大変便利です。過去記事は1年分チェックすれば大丈夫です。

旅行業界の場合は、以下の記事を読んでおくと面接試験で高評価が得られる意見を言えるようになります。探して読んでおきましょう。(全て探せなくても構いません。これらの一部だけでも大きな差別化ができます)。

●旅行業界の重要新聞記事
経営面の記事
社長のインタビュー記事
旅行会社の社員が出た記事
旅行商品の記事
旅行商品の広告
地方支店の活動の記事
海外支店の記事
旅行客の動向の記事
海外旅行の記事
国内旅行の記事
教育営業の記事
法人営業の記事
店舗営業の記事
ネット販売の記事
海外からの旅行者の記事

※志望企業の記事だけではなく、ライバル企業の記事も読んで比較研究すると理解が深まります。

JTBとHISに受かったSさんからのアドバイス  

自分の就職活動を振り返ると、内定獲得に一番役立ったのは旅行業界に関する新聞記事スクラップ。二番目に役立ったのは店舗見学でした。この2つはぜひお勧めしたいです。たとえば、海外からの旅行客を取り込む事業(インバウンド事業)についての質問、今後の旅行業界の見通しの質問などで、他の受験者が漠然とした返答をしている中、私は新聞記事に書かれていた具体例やデータを引用してロジカルに答えることができました。旅行商品を考えてプレゼンテーションする面接の際は、旅行客の動向の新聞記事を根拠として見せながら自分の意見を述べたのですが、よく勉強しているねと褒められました。面接官に何か質問をするように求められた時も、事前に新聞記事を読んで(面接官への)質問を5つほど考えておいたので余裕で対応できました。

坂本直文(さかもと・なおふみ)
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。
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