広告業界の頻出質問
皆さん こんにちは
就職コンサルタントの坂本直文です。
今回は広告業界の面接試験対策です。1次面接から最終面接までの頻出質問を紹介します。一通り目を通して本番の面接の準備をしてください。面接返答術1~23で個々の質問返答術を紹介しましたが、それらを活用して答えれば高評価が得られます。
広告業界の面接頻出質問
電通、博報堂、ADK、大広、東急エージェンシー、その他広告系企業の内定者に聞き取り調査をして、実際に出た質問を集めました。
●1次面接、2次面接でよくある頻出質問
- なぜ広告業界なのですか? その中でもなぜ当社ですか?
- 当社の社員に必要な素質は何だと思いますか? その素質をあなたは持っていますか?
- あなたの弱点とその具体例を教えてください。
- 人とのコミュニケーションの中で一番大切にしていることは何ですか?
- 学生時代に学んだことと広告の共通点は何だと思いますか?
- これからの広告はどうあるべきだと考えていますか?
- 「クリエイティビティ」とは何か一言で答えてください。
- あなたの好きな広告は何ですか? その理由を述べてください。
●3次面接以降~最終面接でよくある頻出質問
- 当社は、社員にどんな期待をしていると思いますか?
- あなたが当社の面接官だったら、受験者にどんな質問をしますか?
- どの部署を希望しますか?実際にその部署でどのような仕事がしたいですか?
- 逆に、もしも希望しない部署に配属されたらどうしますか?
- あなたが担当してみたいクライアントを具体的に述べてください。
- チームワークに必要な要素は何だと思いますか?
- チームリーダーに求められる要素とは何だと思いますか?
- これだけは誰にも負けないこと何ですか?
- 逆に、あなたが人に負けることは何ですか?
- 当社は○○の会社であるというキャッチフレーズを考えてください。
- デジタル化における広告の役割についてどう思いますか?
- あなたの今後の夢は何ですか?
効果的な面接準備:新聞を使うと圧倒的な差がつく!
ライバルに圧倒的な差をつけられる、お勧めの面接準備方法は、志望業界の新聞記事を収集し読んでおくことです。朝日新聞デジタルの過去記事検索機能を使うと一瞬で収集できて大変便利です。過去記事は1年分チェックすれば大丈夫です。
広告業界の場合は、以下の記事を読んでおくと面接試験で高評価が得られる意見を言えるようになります。探して読んでおきましょう。(全て探せなくても構いません。これらの一部だけでも大きな差別化ができます)。
●広告業界の重要新聞記事
経営面の記事
採用動向の記事
各社の比較についての記事
社長のインタビュー記事
志望企業の社員が出た記事
志望職種の社員が出た記事
やりたい仕事のアイディアが得られる記事
新事業の記事
新商品・新サービスの記事
ネットの事業についての記事
新しい販路、営業方法の記事
好評のCMの分析の記事
課題や問題点の記事
広告・宣伝・ブランド戦略の記事
海外戦略や海外展開の記事異業種との提携や競争の記事
※志望企業の記事だけではなく、ライバル企業の記事も読んで比較研究すると理解が深まります。
電通に受かったBさんからのアドバイス
私の場合、内定獲得に一番役立ったのはOB訪問で社員にエントリーシートをチェックして頂いたことです。エントリーシートは昨年度のものを早い時期に先輩から頂いて、それをOB訪問までに書き上げて持参しました。社員から厳しい指摘を受け、ほぼ全ての欄の文章を“何度も”書き直しすることになりましたが、このおかげで大変力がつきました。本年度のエントリーシートが発表されダウンロードして項目を見たところ、昨年度の項目と大筋では同じだったので自信をもって書くことができ、締切日に余裕を持って提出しました。エントリーシート対策は早めに行っておくことをお勧めします。
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。