レジャー業界の頻出質問
皆さん こんにちは
就職コンサルタントの坂本直文です。
今回はレジャー業界の面接試験対策です。1次面接から最終面接までの頻出質問を紹介します。一通り目を通して本番の面接の準備をしてください。志望企業に対する熱意、あるいは、職種の仕事に役立つ能力や行動特性にからめた返答をすれば高評価が得られます。
レジャー業界の面接頻出質問
オリエンタルランドやUSJなど、レジャー業界の内定者達に聞き取り調査をして、実際に出た質問を集計しました。
●1次面接、2次面接でよくある頻出質問
- 学生時代に打ち込んだことは? そこから得たことは?
- アルバイトで、人を巻き込み、成果をあげたことは?
- 困難に直面したことはありますか? どう乗り越えましたか?
- あなたはどんな人を尊敬していますか?
- 当社の好きなアトラクションは? その理由は?
- 当社の事業内容をお年寄りにもわかるように説明してください。
- 理想のレジャーとは何だと思いますか? それをどう利益の向上に結び付けますか?
- 世界最高レベルの感動体験ができる所や物を挙げてください。
- 海外の顧客が、もっと来るようにする方法を述べてください。
●3次面接以降~最終面接でよくある頻出質問
- 志望の部署は? なぜその部署? あなたが貢献できる理由は?
- 希望の部署に配属されなかったどうしますか?
- 世界的な目線で、当社が研究すべき施設と、その理由は?
- この業界の課題は? また、当社の課題は?
- 10年後、当社でどんな活躍をしていますか?
- あなたが当社の社長だったら、どんな新規事業を行いますか?
- 失敗経験はありますか? どんな対応をとりましたか?
- 自分を動物に例えると? その理由は?
- 他社の選考状況について教えてください。
効果的な面接準備:新聞を使うと圧倒的な差がつく!
ライバルに圧倒的な差をつけられる、お勧めの面接準備方法は、志望業界の新聞記事を収集し読んでおくことです。毎朝、新聞の記事をチェックしてスクラップする習慣をつけるとよいです。なお、朝日新聞デジタルの過去記事検索機能を使うと一瞬で収集できて大変便利です。過去記事は1年分チェックすれば大丈夫です。
レジャー業界の場合は、以下の記事を読んでおくと面接試験で高評価が得られる意見を言えるようになります。探して読んでおきましょう。(全て探せなくても構いません。これらの一部だけでも大きな差別化ができます)。
●レジャー業界の重要新聞記事
経営面の記事
各社の比較の記事
社長のインタビュー記事
志望企業の社員が出た記事
新サービスの記事
レジャーの動向の記事
余暇の過ごし方の記事
異業種との提携や競争の記事
海外のレジャー施設の記事
関連業界(ホテル、旅行、音楽、映画、舞台、フード、イベント等)の記事
志望企業の広告記事
※志望企業の記事だけではなく、ライバル企業の記事も読んで比較研究すると理解が深まります。
オリエンタルランドに受かったAさんからのアドバイス
私なりに感じた、内定獲得のアドバイスを述べさせて頂きます。一番重要なことは、コミュニケーション力だと思います。面接を勝ち上がった人の特徴ですが、①目を見て笑顔でハキハキと話す、②気配りができて相手が楽しい気持ちになるような会話をする、③目上の人ともきちんとした言葉遣いで打ち解けた会話ができる。このようなことができている人でした。二番目に重要なことは、論理的に話すことだと思います。面接で勝ち上がった人は、面接官の質問に対して、①結論から話す、②客観的な事実やデータを意見の根拠とする、このようなことができていました。私自身は、IR情報を熟読すること、海外のレジャー施設を研究すること、レジャー関係の新聞記事を収集して分析すること、以上3点を事前に行い、それらのデータを根拠として自分の意見を組み立てていました。
キャリアデザイン研究所代表。大学非常勤講師(就職指導担当)。ES本・面接本とも売上1位。(有名書店・大学生協・売上ランキング)。全国の大学等で就職講座の講師を務める(実績:東京大学・京都大学・千葉大学・岡山大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学・法政大学・日本大学など62大学)。●大学時代に就職支援ボランティアをしたことがきっかけで、将来、就職コンサルタントになることを志し、証券、広告、新聞、教育業界で勤務後、独立。●著書68冊。『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版』・『内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』(高橋書店)、『何をPRしたらいいかわからない人の受かる!自己PR作成術』(日本実業出版社)など。●ツイッターで毎日指導(@SakamotoNaofumi)。