社会人インタビュー

就職活動
杉田 貴洋さん
カルビー株式会社 海外第二事業本部 欧州・ロシア課
就職活動

就活を通じて、会社に“惚れ込む”こともある。

留学中の経験がカルビーを志望するきっかけに

高校の時、アメリカのカンザス州に1年間留学した経験が、僕にとってターニングポイントになりました。というのも僕が留学中に出会ったアメリカ人 は、意外と日本のことをよく知らなかったのです。地図を開き、「日本を指してみて」と言うと台湾や韓国を指されて、ショックを受けました。なんとか日本の ことを知ってもらおうと、いろいろな文化を紹介したのですが、なかでも彼らのハートをがっちりつかんだのが、日本のお菓子。とくにみんなカルビーの『じゃ がりこ』に夢中になって、「これは何だ、素晴らしい!」とすごく喜んでもらえたのです。その時、「お菓子もジャパニーズテクノロジーだ」と実感。お菓子で 海外の人たちと文化交流ができたこの経験は、当然、後にカルビーという企業を志す動機のひとつになりました。

大学は法学部政治学科に進学。政治学科には選抜コースがあり、ここで英語を重点的に勉強しました。いま考えても頑張って勉強した方ではないかと思い ます。一方でスキー部の活動にも力を入れていましたし、勉強、部活、趣味とメリハリのある生活を心がけていました。“新しい情報”に触れるのが好きだった のですが、インターネットと違い、興味がない分野の情報も自然と目に入ってくる新聞にも関心を持っていました。授業で活用するほか、日頃から時間があれば 目を通していました。就活の面接のためにあわてて新聞を開くよりも、最初から読む習慣を身に付けている方が、ずっと楽だと思いますよ。

軸と同じくらい“縁”だって大切

就活を始めるときに、自分の生活になじみがあるモノやサービスに関わりたいと考えました。性格上、その方が仕事にやりがいを感じるだろうと。食品は もちろん、インフラ関連など目についた企業をかたっぱしから調べました。こういう企業選びは、「軸がぶれている」と批判的に思われがちですが、僕自身はい ろいろな会社を受ける過程で、ひとつの会社を好きになることもあると思うのです。たとえば面接で嫌な思いをしたのであれば、その会社と価値観が合わないと 考えればいいと思いますし、反対に自然体でしっかり意見が述べられたのなら、きっと社風が合っている。だったら自分に合い、好きだと感じた企業を選んだ方 が自然ですよね。就活は試される場ではありますが、同時に、学生側も“選ぶ”という視点を持ち続けるべきだと思います。

その点カルビーは、面接時の雰囲気も柔らかく、選考が進むたびにどんどん好きになれたのです。留学時の『じゃがりこ』のエ ピソードもありましたし、何より商品のファンだったことが大きく、内定がもらえました。結局、就活って“縁”だと思うんです。自分自身が就活生のころは、 そう聞いても「入社したいまだから言えるんだろ」と斜に構えた態度でしたが(笑)。企業をしぼって就活をするのも立派だとは思いますが、たくさんの企業を 受け、なるべく自分に嘘をつかずに活動して、そして縁があった会社を選ぶのも一つの方法。進みたい業界や会社がはっきりしていないのなら、僕のように、視 野を広く持つ就活スタイルもおすすめです。

憧れの仕事には一歩ずつ近づいていくもの

入社後は工場研修や、北海道での馬鈴薯収穫研修を経て物流の部署に配属になり、2年半を広島県で過ごしました。お得意様からの受注にもとづいて、工場の生 産計画を立てて、原材料を調達・生産し、そしてトラックを手配して運んでいました。近畿、中四国、九州、沖縄と広範囲を担当していたため、責任はとても重 大。正直、着任から1年くらいはつらいと思うこともありました。しかし徐々に仕事を覚え、自分が流れをコントロールしている自覚が芽生えてからは、仕事が ぐっと楽しくなりましたね。就活中は「人の目に触れる仕事がしたい」とずっと思っていましたが、物流に携わったことで、“消費者の目に見えない部分”がど れだけ重要かを体で理解したように思います。

4年目のいま、社内のチャレンジ制度を使って、海外第二事業本部へ異動し、現在は海外でスナック菓子の市場調査やテスト販売に関する業務を行っています。 ずっと海外に関わる仕事がしたかったので、初の海外出張のときは、それはもう感慨深かったです。成田空港で「海外出張だあ!」と叫びたくなるほど(笑)。 小さなことかもしれませんが、幼い頃からの憧れを実現でき、すごく達成感がありました。憧れを叶えるには、自分はどんな働き方をしたいのか、つねにイメー ジしておくことが大切だと思います。たとえ回り道だったとしても、つらいことがあったとしても、頭にイメージを描き続け、一歩、一歩着実に進んでいけば、 憧れの仕事に就けると信じています。

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