投票所入場券「ついに自分にも来たか」
原田謙介トークセッション

若者の街、東京・渋谷でギャルイベントの実行委員長を務めた井場ひとみさん(19)と、その後輩の現役高校生、日南大雅さん(18)に集まってもらいました。2人にとっても、今度の参院選は初めて一票を投じる機会です。いまどんな気持ちでいるのか、若者と政治をつなぐ活動をしてきたNPO法人代表の原田謙介さんと語り合いました。
栗色の髪がサラリとさわやかな井場さん。投票所の入場券が届いたのを見て「ついに自分にも来たか」と思ったそうです。「投票権の年齢が下がったということは、若者にも投票してほしいという気持ちがあるわけですよね。だったら、投票に行くのは使命だなって」
夏のイベントに向けて準備を進めている日南さんも投票に行くつもり。「なんか、最近政治はガタガタしているじゃないですか。投票にも行かずに、テレビを見てグチグチ言うだけなのはよくないと思うので」
とはいえ、2人とも、どの候補者に入れたらいいか決めかねている様子。選挙ポスターの第一印象はけっこう大事だという話で盛り上がり、原田さんが助言しました。「ポスターでどのように見せるか、候補者はかなり戦略を練っているはずなんですよ。ポスターだけで決めるのはダメだけど、第一印象で気になったら、その次にどうやって判断するかを考えるといいでしょう」
若者と政治のかかわりは? 「たとえば消費税」と井場さん。日南さんは昨年、政府が集団的自衛権の行使を認めたというニュースが気になったとか。「学校やめて戦争行くのかと思った。絶対いやですね」と言います。
トークの最後、2人は次のような締めの言葉を投げかけました。
「あなたの一票が国を変えます」(井場さん)
「若いやつらがどれだけ政治に影響あるかを見せつけたいと思います」(日南さん)
詳しくはペリスコープの録画(https://www.periscope.tv/asahi1819/1BdxYXMwnDgJX)でご覧ください。(吉沢龍彦)